美作国一宮、中山神社の春季大祭に参列。困った時の神頼みは人の常だけど、その前にやっておくべきこと。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

さて、本日は朝から、美作国一宮として名高い中山神社春季大祭に参列させていただきました。アイキャッチ画像はその際の一枚です。

本殿は国指定の重要文化財であり、私の居住地を含む、津山市内でもかなり多くの方々が住まうエリアの方々に敬愛される地域の鎮守で、節目となるこうした機会には、前任期中から地域選出議員の一人として毎回のようにお声掛けいただけているのは有難い限りです。今回も県議会議員や同僚市議の皆さまなどと共に、玉串奉奠をさせていただくなどの形で携わらせていただいたところです。近隣町内の皆さまをはじめとした、氏子の代表の方々も沢山来ておられ、盛大かつ厳かな神事が執り行われました。

困った時の神頼みとはよく言いますが…無信心で罰当たりな私であっても、神仏に祈ることがないわけではありませんし、それこそ何十年どころか何百年にもわたって地域の人々が大切にしてきて、生活と共にあった文化・風習を蔑ろにしていては、当地をより良くしていくことなどなかなか出来るはずもないとの考えから、一度だけどうしても行けなかったこともあったかと記憶していますが…できる限り参列するように努めているのです。昨夜遅くに何としてでも帰ってきたのは、この春季大祭に参加するためでした。

生活の中で私たちは、思いもよらないシーンに遭遇することがあります。その中でも、最も神仏に祈りたくなる、助けを求めたくなるのが命に関わるシーンではないでしょうか。できることなら正直、そういった場面には遭遇したくない、というのが、多くの皆さまの正直な気持ちかもしれません。

しかしながら…実際のところ、いつ誰がどこでどんな形で、命の危機に晒される当事者になるのかは全くわからないのです。自分自身がそうなるかもしれないし、自分自身の大切な誰かがそうなってしまうかもしれないという危機感を持っておくことの大切さについては、かつて愛娘・愛來(あいく・愛称くーちゃん)が突然の病に倒れ、1ヶ月ほどの闘病の末に亡くなるという苦しみと本気で向き合った経験から…当ブログにおいても何度も書いてきたことです。ただ、それが極めて難しいことであることも重々承知しています。

だからこそ、準備が必要だと言い続けてきました。

上に貼り付けた動画の中で触れていることは、ある意味で心の準備としての備えの話です。考えたくはないけれど、いつかは必ず訪れる大切な人との別れそのときを少しでも先に延ばすことができたならと願うのは、ほとんど全ての人にとっての共通の願いでしょう。

ただ実際には、望み通り延長することなど不可能です。

それでも…訓練をしておくことで命が救われて、そのときを少しでも先に延ばすことができる…訓練により、命を救えることもあるのだということを、改めて感じるような報道が本日出ていました。紹介させていただきます。

「泡吹いて息をしてなかったから・・」とっさの判断で小中学生の兄弟が心臓マッサージ 頭を打って意識失った友人の命救う

タイトルだけでおおよその内容を把握していただけると思いますが…リンク先に飛んでいただければ、実際に友人の命を救った兄弟の話を確認することができますので、是非チェックしてみてください。

中学校2年生のお兄ちゃんは昨年、居住自治体の救命救急講座を受講していたとのことですし、小学校6年生の弟さんもプールの授業で心臓マッサージの手順を教わったことがあったそうで、友人の命の危機に直面するという緊急時に、子ども二人で即座に行動できたということでした。

素晴らしすぎる話です。

もちろんこの二人の兄弟が素晴らしかったのは揺るぎない事実ですが、応急手当ての実施の重要性を強く発信し、子どもたちを含めた市民の皆さまにしっかりと救急法講習を行なっていた宮崎県西都市の姿勢も素晴らしい!

3月の津山市議会一般質問内でもAEDの重要性について言及していますが…設置促進を図っていくと同時に、救命救急に関しての講習等をセットで進めていくことが極めて大切であると改めて痛感した報道でした。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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