未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
東京に来ています。
多くの皆さまがご存じであろう製薬会社主催の勉強会に、ドナー家族として登壇させていただきました。会場でも20名を超える皆さま、そしてオンラインでは40名を超える皆さまにご視聴いただき、今日も多くの方々に、我が家の世界一可愛い娘・愛來(あいく・愛称くーちゃん)を知っていただくことができたことに感謝しています。
45分ほどの講演の間中ずっと流させていただいていた、くーちゃんの数々の写真のスライドショー。参加者の方からもメチャクチャ可愛い子ですねと言っていただけるのは嬉しい限りでして、「そうでしょう、そうでしょう〜!」と恥ずかしげもなく親バカっぷりを披露するわけですが、会の終了間際に、結構な頻度でお話させていただくことの一つが写真や動画を撮ることの大切さです。
以前もブログ記事にもまとめていますが、その話を受けて今回は、コーディネートにも携わってくださった大学病院の先生方が、せっかくなので皆で写真を撮ろうという流れに持っていってくださいました。写真の件を最初に話しておけば撮っていただけていたかも知れませんが…講演中の写真はありません。アイキャッチ画像は終了後の記念撮影の一コマ。会の終了間際にお話しさせていただいたことと、本日の会の前のお散歩時や終了後に歓待いただいた際のご馳走の写真などを共有させていただいて、今日のエントリーは締めさせていただこうと思います。
それは、あなた自身も、誰かにとっての世界一可愛い子だってことを忘れないでいただきたいという話です。
あなた自身を含めた誰もが間違いなく、誰かに望まれて生まれてきています。
あなたが何歳であろうと、どんな人生を送ってきていようと…あなたを世界一可愛い子だと思ってくれる人が必ずいたはずです。なぜなら、人間は誰も一人では生きていくことなどできないから、成長することができないからです。誰かが私たちたちを育ててくれなければ、今の私たちは存在しない…これは厳然たる事実なのです。
少しだけ想像してみてください。
自分にとって世界一可愛い子がいなくなった世界を。
そんなこと考えたくもない人がほとんどでしょう。縁起でもないと怒る人すらいるかも知れない。
ただこれは、実際には日本を含めた世界中で毎日のように起こっている理不尽です。
計り知れない苦しみや悲しみに向き合わざるを得ない状況に直面している人たちが、毎日新たに生まれてきているのです。もっと言えば、あなた自身だって、その一人になるかも知れないのです。
そうした際の助けは一つではないし、見つけにくいかも知れませんが…確かにあるのです。そして、いつどんな時だって、あなた自身にもできることは必ずあるはずなのです。講演では、移植医療の推進という大きな目的はもちろんありますが、その中で第一歩として、そうしたことを考えていただくための一助となるような話をさせていただいているつもりです。
議員として力を入れて取り組ませていただいていることも大いに関係あるとは思いますが、議員にならせていただく以前から当事者支援に携わり続けていることなどからも、私は希死念慮の強い方や大きな苦しみを抱えた方、自己肯定感が極めて低い方などと接する機会がかなり多いと言えると思います。
そんな方にいつも伝えているのは、私を頼ってくださったことで私自身が救われているという話です。
ミスターポジティブと呼ばれる私であっても、娘を亡くしたことで、生きるのがつらいなと思うような瞬間もありました。後悔していることもあります。誰にも同じような気持ちになっていただきたくないと心の底から願うからこそ、こうした活動を続けるのです。
素晴らしい機会をくださった皆さま、そして良い時間を共有してくださった皆さまに感謝…有難うございました!
それでは本日はこんなところで。また明日!