嫌煙家だけど愛煙家のことも考えていますよ!できる限り選択肢を増やすことが、全体の幸福量増大に繫がる。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

土曜日でしたが市役所に。

議会直前なので…と言いたいところですが、実は議会質問とは全く関係ない仕事の関係で…本日は午後の数時間を、議会棟の会派ツヤマノチカラの控え室で過ごしました。とは言え、質問の通告提出締め切りが月曜日の午後なので、この土日で準備しないとなりませんから大忙しです。庁内は当然ガランとしていましたが、中には休日出勤されている職員の方もおられました。いつもお疲れ様です。

さて、本日のアイキャッチ画像はかつて津山市議会でも何人かの同僚議員がかなり積極的に取り上げていた本庁舎敷地内の喫煙所前での一枚です。津山市議会では定例会ごとに広報調査特別委員会において編集作業を行なっている議会広報紙”みんちゃい”を発行しています(※ちなみに地域外の方のために書いておくと…”みんちゃい”は津山地方の方言で”見てみてね!”的なニュアンス)が、先だって広報津山に折り込まれる形で頒布された前回定例会での下記の私の質問内容について、市民の方からわざわざお電話でご意見をいただきました。

「タバコのことなんかより、もっと大きな問題があるだろう!」

端的に言えばそういった趣旨のご意見だったので、是非ともQRコードから動画で質問内容を確認してやっていただきたい、おっしゃられるような大きな問題についても議論させていただいていますということを丁寧に説明させていただきましたが…その後、果たして見てくださっただろうか…。

正直言って期待できる反応はいただけなかったにもかかわらず、この件について触れるのには理由があります。

それは、選択肢を増やすことの重要性を考えていただきたいから。

多様性とか、価値観の多様化とか、そんな言葉を引っ張り出すまでもなく…世の中には様々な人がいて、あなたと同じ人は世界中どこにもおらず、すべての個人が一人ひとり、尊重されるべき尊厳を持った人間であることについては、多くの皆さまが同意してくださるでしょう。

「グリーンヒルズでタバコが吸えなくなるの?」

件の質問後には身近な友人や、親しい人間の家族からもそんな声が聞こえてきたので…この際、しっかりと改めて発信しておくべきだと考えました。私が主張したいこと、目指したい空間はまさに津山市が言っている”タバコを吸う人も吸わない人も、お互いの立場を尊重し、気持ちよく過ごせる環境”そのものです。喫煙者を排除する考えなどありません。

現状がそうなっていないからこそ質し、改善を促しているに過ぎません。

議員にならせていただく以前から主張し続けているように、私自身はタバコを吸いませんが、タバコを吸う人の権利や自由も当然に守られるべきだと思っています…言うまでもなく、吸わない人にしっかりと配慮した上での話ですけどね!例えば選挙の際のみうらひらく事務所においても…それこそ、子どもたちも沢山訪れてくれるわけですから…しっかりと分煙に配慮した上で屋外に灰皿を設置していたところです。5年近く前の話ですが山陽新聞さんが記事にしてくださったし覚えてくださっている人もいるかもしれませんが、鏡野町の奥津温泉街や国指定の名勝・奥津渓周辺等に、私自身がデザインのプロデュースした灰皿をJTさんに設置していただいたこともあるくらいです。

そう考えると、グリーンヒルズにもしっかりと分煙に配慮された喫煙所がいるよねって話にはなるわけ。だけどまぁ…津山市役所裏のこの喫煙所設置工事にも1,000万円近くの税金が投入されたんじゃなかったかな…。

使っている人を見たことないけど。

まぁ土曜日の夕刻なので仕方ないかもしれませんが今日も施錠されていて使える状況にはありませんでしたし…こうした設備投資を市内の様々な施設にこれから行なっていくという流れには、津山市の財政状況に鑑みてもなるはずがない、と言うかすべきではないし、できることでもないと考えます。

そうした際に選択肢を増やすための、各人の自由や権利を守っていくためのできる限りの対応というものがどのような施策になるのか?

議会では本来、そうした生産的な議論をすべきだと思っています。

さて、もっと簡潔にまとめるつもりが気持ちが入って少々が長くなってしまいました。冒頭にも触れたように質問準備もせねばならない(今日は遅いのでもう寝ますけど!)ので、本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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