岡山県北森林・林業活性化促進議員連盟研修会。NPO法人グリーンパートナーおかやま、藤原理事長の講話。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

本日は津山市役所の全員協議会室において、岡山県北森林・林業活性化促進議員連盟の研修会がありました。私自身は議連の所属議員でもないのですが潜り込ませていただき、勉強させていただきました。

この議員連盟は、津山市公式サイトの説明によると…岡山県北の津山市、美作市、新庄村、鏡野町、勝央町、奈義町、西粟倉村、久米南町、美咲町の市町村議会議員を会員として設立されているもので、水源の涵養等の公益的機能を有する森林の保全や森づくりを推進するとともに、適切な林業振興施策の実現により、岡山県北林業の活性化を図り、住民生活の向上に寄与することを目的として活動しています。主な活動としては、今回のような森林・林業の活性化に関する知識・理解を深めることを目的とした研修会や視察の実施、また当ブログでも毎年のように紹介させていただいている森林(もり)を考える岡山県民のつどいの実行委員会の構成団体として、毎年秋に「森林(もり)を考える岡山県民のつどい」を開催しています。

今回講師を務めてくださったのは岡山県内、特に瀬戸内海沿岸部を中心に、自然環境、社会環境、家庭環境、人間環境に関する改善を働きかけながら、岡山から地域、日本、そして世界の環境をより良くしていくために様々な活動を行っている、NPO法人グリーンパートナーおかやま藤原瑠美子理事長。ご自身のバックグラウンドなども散りばめられ…”ごみから見えてくる人間の営み”と題されたお話を約一時間たっぷり、津山市以外にも美作市、鏡野町、奈義町、久米南町、美咲町から議員が20名超集まった場で伺うという機会でした。

グリーンパートナーおかやまは2002年設立。前身団体の活動は1998年から行われてきたというお話で、海ごみやマイクロプラスチックが大きな社会問題として認識される以前から活動されてきた方のお話は、やはり重みがありました。県南部を中心に中高生などの若い世代の皆さまも実行委員会を組織して自主的に海ごみ問題などに向き合っておられる団体であり、本日も理事長のお孫さんが参加してくださっていました。

海と山は川を通して繋がっていて、互いに無関係ではいられないとのこと。

言われてみれば当たり前の話でもあるのですが…普段、あまり海の環境を意識することが多いとは言えないであろう私たち山間部の議員にとっても、とても学びの多い時間になったように感じています。

今のままでは遠くない未来に魚介類がいなくなってしまうというお話や、ミツバチ等が減少していることで野菜や果物の生産にも影響が出て、世界的な食糧危機が訪れかねないという警鐘を見聞きしたことがある方は少なくないと思います。そうしたお話だけでなく、団体、そしてご自身が環境を守り、維持するだけでなく磨きあげるつもりで活動し、そして活動を通して若者を育てるという姿勢のもとで実際に動き続けてきた藤原理事長のお話からは、溢れんばかりのバイタリティーと、確固たる意思が感じられて、知識だけでなくチカラもいただけた気がしています。

改めて、貴重なお話を聞かせてくださった藤原理事長と、参加を許してくださった議連の皆さま、段取ってくださった事務局の皆さまに感謝。

津山市においても、ゴミ問題や環境問題に取り組まれている方はたくさんおられますが、何よりも大切なのは私たち一人ひとりの日常の、普段の心構えだと思っています。自分自身が生活の中なるべくでゴミを出さないように心がけることや、できることなら目にしたゴミを拾うなど環境美化に努めること、そうしたちょっとした意識変革やアクションの積み重ねが、世界を少しずつ変えていくのだと信じています。

最後の質疑応答タイムでは、質問が出る雰囲気がなかったので…議連メンバーでもないにもかかわらず、一人だけ質問させていただいた上に、記念撮影にもちゃっかり入り込ませていただくなど少々出過ぎた感がありましたが…極めて重要かつ私たち全員にとって関係がある、私たち自身の暮らす環境を守っていくというテーマについて、改めて、津山市議会議員としても考えるキッカケをいただきました。まだまだ具体的な話は頭の中でグルグルとしていますが…この先の活動の中で、しっかりと生かしていきます。

それでは本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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