スマホ・携帯の学校持ち込みはダメ?文科省見直し案にダメ出し!

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

上の写真は当ブログでも何度か紹介させていただいたことがある PORT ART&DESIGN TSUYAMA での一コマ。本日は久しぶりに生演奏に触れました。

ユーフォニアム。

その昔、隣の家の子がチューバを吹いていたことなど懐かしく思い出しながら聴き入った数十分。重厚さを備えつつも温かい音…ロケーションの素晴らしさも相乗効果を生み、包み込まれるような優しい世界に誘ってくれた、癒しのひとときでした。

生演奏は良い…LIVEはやはり最高。

コロナ禍に負けず、頑張っていこうと多くの聴き手が思えるような演奏を聞かせてくださった演者と、サポートに当たった皆さまに感謝。途中で泣きそうになって天井を見ていたのですが…また天井が素晴らしいのですよ。

歴史・由緒ある建物を多額の公金を費やしてリノベーション、津山市の指定管理物件として活用している素敵な施設です。天井以外にも多数の見所ありですが…その魅力は是非、現地にて感じていただきたいところ。

併設されているコーヒースタンドでは季節ごとのオリジナルドリンクも用意されているし…とても気持ちよく寛げる場所です。こだわりのコーヒーを飲むためだけにでも、行ったことがない方には是非一度試しに行ってみていただきたい場所です。

スタッフの皆さまも気さくで、訪れやすいと思います。難は駐車場の少なさ&狭さですが…上記チラシにあるようにイベント時などは津山東公民館の駐車場を使わせていただけているので、私も本日はそこに駐車して伺いました。

さて、本日の絵日記はこれくらいにして。

今朝の読売新聞が報じていた内容ですが、文部科学省は災害時対応や防犯面などを考慮して…中学校へのスマートフォンや携帯電話の持ち込みを近く認める方針を固めたそうです。

以前書いた、ICT教育環境整備についてのエントリーを改めて紹介せざるを得ない流れです。

全教育・政治関係者つまり全国民へ。やらない理由を説明できる?

2020-05-21

Twitterに書いた通りですが、校内での使用に制限を求めるのは当然の話です。ただ緊急時や防犯面を考えて従前の対応を改めることにしたのであれば…小学校も同じことでは?

防犯面を心配するのであれば、むしろ小学生の方が危険ではないかと思える印象もあります。中学校だけ見直す意味がわからないというのが率直なところ。

そして問題は”緊急時の対応や防犯面で有効だとして、これまでの対応を改めることにした”の部分です。

もうはるか昔からわかりきっていたことでは?

どんだけ〜?

そう言わざるを得ません。個人的な思いとしては、むしろ全国に先駆けて、津山市の小中学校ではスマホ・携帯電話の持ち込みを解禁していくべきだと考えます。

上で触れた、ICT教育環境整備についてのエントリー内で紹介している私の津山市議会5月臨時会での発言を再度、引いておきます。

昨年末、児童生徒向けに1人1台の端末と高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備していくGIGAスクール構想が国から打ち出された。

スタートすら落ち着いて切れていない状況下、新型コロナウイルス感染症の拡大で臨時休校が長期化したことにより、教育課程の実施に支障が生じる事態となっている。

さらなる長期化が見込まれる事態に対応していくため、図らずもオンライン教育などSociety 5.0の実現を加速していくことが急務となっている。

2023年度中の1人1台端末の実現を目指していた計画を前倒しして、今年度中の完了を目指すことが国の方針として示された。

本市の保護者の多くからもオンライン教育への要望が聞かれる中、学校ICT化環境整備事業には今回の補正予算で、3億5千7百88万8千円が計上された。

文部科学省のスタンスとしても、オンライン教育という手段は対面指導同様に効果的かつ重要な選択肢だと見なされていることは確実。

文部科学省による学校の情報環境整備に関するオンライン説明会での審議官の発言趣旨によると、各家庭で所有しているスマートフォン等の端末を使ってでも、地方自治体においてこの種の取り組みを思い切って進めていくべきだとのことだった。

例えば、5%の子どもたちの家庭にインターネット環境がないからといって、圧倒的多数の、すでに準備ができている95%の子どもたちがオンライン授業を受ける機会を奪うのではなく、いかにして残り5%の子どもたちに対応していくかを考えるそうした姿勢が必要。

これはあたりまえの話のようにも思わるが、仮にこうした姿勢が今までの津山市教育委員会に欠けていたのであれば、それこそ今年度からは教育次長が文部科学省より来てくださっているわけだし、より子どもたちにとってプラスとなるような環境整備のために、3億5千万円超のお金を充当していっていただきたい。

未だかつてなされたことがない試み、つまり新しい挑戦です。

何が正解で何が不正解かは誰にもわかりません。

ただ、ほとんど確実に明白にわかりきっているのは…あらゆる子どもたちの未来に、スマホや携帯電話が存在しないという状態は有り得ないということ。私たちが辞書を引けと繰り返し言われてきたのと同じように、いや…それ以上に。

子どもたちは氾濫するネット上の情報の中から自分自身に必要な正しい情報を引っ張ってきて咀嚼する能力を、求められていくことになります。全児童生徒に一人一台の端末を整備するのであれば…家庭の端末を使ってでもその開始時期を本気で早めるつもりならば。学校教育の場においてもある程度スマホや携帯電話に触れておくことには、非常に大きな意義があると考えます。

このテーマは継続的に考えて実施していく必要があるでしょうな。あ、コレは個人的な思いね…言わないとわからない人もいるかもしれないので、一応。

つか、当ブログに書いていることはほぼ全て私の個人的な思いですけどね。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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