未来拓く、みうらひらくです。
時代の先を行き過ぎる困った男、みうらひらくです。
議会の傍聴席がフレンドリーじゃないよねって話を何度か書きましたが、平日昼間に開催している時点で傍聴のハードルは高いわけです。
平日の昼間に仕事をしている場合、現実的には傍聴に出かけることは難しい。それゆえ、本来は議会で話している事柄と最も関係が深くなるとも思われる働き盛りの若い層は、議会や政治との接点が少なくなります。傍聴人はリタイア層のおじーちゃん、おばーちゃんがほとんどです。こうした問題を解決するための手段の一つが、土日・夜間議会です。
個人的にかねてより議会の土日・夜間開催メリットを主張して来ていますが、大々的にその動きを広げていこうとしていた団体は、残念ながら現在ほとんど活動していないようです…やはりそうなったか。
もういっそ、土日にフェスみたなイメージで議会を開催したら良いと思うのです。選挙割などと同じ考え方で、傍聴以外にもその場に行く価値を持たせ、興味を持ってもらうキッカケとするという流れです。例えばスイスでは下記リンクのような形の議会が開かれています。
人生で最大級のインパクトを受けたかもしれない、スイスの青空議会(ランツゲマインデ)
そんな議会のあり方ですが…ついに日本で初めて、大きな変革に挑戦する議会が出てきました。
詳しくはリンク先記事に譲りますが、長野県の喬木(たかぎ)村ではこの12月の議会から「夜間・休日議会」を始めたそうです。見出しにもあるように、兼業している議員にとってメリットが期待されるのはもちろんですが…傍聴しようという有権者にとっても優しい対応であることは間違いありません。
行政職員の負担増、それに伴うコスト増加など…こうした動きにも課題はもちろんあります。しかし選挙は日曜日投票が当然のこととなっているように、議会も日曜日や夜間に開くことがスタンダードになっていけば、有権者が政治に触れる機会は確実に増加します。まぁこんな話もあるようですが…例えば私の住む津山市では効果が見込めると考えております。
これを最初にやっていれば、それだけでもこうして全国ニュースになったハズなんだけどね。
まぁニュースになることは目的でも何でもありませんが、ユーザー(有権者)に優しい議会であってほしいところです。
本日はこんなところで。また明日!