津山市長に提案したこと。そしてこれからも私がやっていくこと。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

昨日は新型コロナウイルス感染症問題について、谷口圭三津山市長のメッセージ動画が公開されました。

その公開を受けて私は、市民の皆さまから津山市の対応等に関してご意見・ご要望を募集いたしました。

津山市長のメッセージ動画公開!市民皆さまからのご要望大募集!

2020-04-20

本日の14時半までということで…24時間に満たない期間でしたが、様々な声を寄せていただきました。30件少々の声をいただきましたが、あれだけ言っておいても首を捻ってしまうような内容を送ってくる方もおられるわけで…実際に津山市当局に提出したご意見は17件です。

中には素晴らしい提案も含まれていました。

不安と恐怖と戦う日々が続き…それぞれのお立場で皆さま苦しい中、わざわざ有難うございました。現在検討中である津山市独自の対策の参考にしていただくべく…執行部で共有していただき、自治体の取り組みとして必要だと判断される内容に関しては施策へと反映してくださることを期待しています。

誰が言い始めたことかなど重要ではないのです。

ただ今回はフォームメールを通じての募集に限らせていただきました。それは私が代弁するわけではない皆さまの率直な声をそのまま届けたかったためです。

そう明記させていただいた上での募集でしたので、今回は他の伝達手段での要望等には応えておりません。また、昨日も書きましたが個人名を掲載しての誹謗中傷など明らかに不適切であると感じる内容のものや、今回の企画趣旨から著しく逸脱するものなどを除いております。

Twitterでは18件と報告しましたが、提出直前に1件キャンセル(!)が入りました。

動画でも述べていますが…私が独自に用意していた話もあったため、お忙しい中で市長からいただいた30分の時間はあっという間に終わりました。

また、同じことをさせていただきます。

継続的にこの取り組みは行っていきます。もともと集合市などという構想をブチ上げて市議会議員にならせていただいた私です。誰よりも皆さまの声に耳を傾け、誰よりも声を届けていくことを約束していました。

限られたリソースをできる限り効率よく活用しながら選択肢を増やす。

端的に言えば、私がやろうとしていることはそれだけです。それが結局、住民の利益の最大化…幸福量の増大に繋がると信じているからです。

市長からは、万一の際の備えはしてあるとの力強いお言葉をいただきました。つまり想定外という言い訳をする積もりはないということだと理解しています。タラレバの話はできないと言われましたが、津山市内で感染者が発生…複数の感染者が出た場合などの想定・対策は当然に考えてあり、まさに現在講じている最中であるとのことでした。

心配なのはわかりますが、想定している以上は万一の際にもスピード感を持って対応してくださるはずです。

対応が遅かった場合…もちろん怒ります!いただいた声の中にも、スピード感を求める要望は多かったですし…今でも当局としてその声は承知しているはずです。また津山市では既に対応している内容についても、今回ご要望として連絡してこられた方もおいででした。

つまり、何をやっているのか伝わっていないのです。

どういうサポートがなされているのか、伝わっていない。これは確実に情報発信の手法に問題があるということです。手段あるいは頻度、もちろん両方かもしれないしその他の理由かもしれない…いずれにしても問題があることは確かです。

市長としても、情報発信を重視していくとおっしゃってくださいました。

手話言語条例を施行したばかりであるにもかかわらず、この非常事態の大切なメッセージ配信に手話通訳がない。最も大きな違和感を覚えたのはその点でしたが、動画への所感等を伝えさせていただき…大変僭越ながら今後の参考にしていただくようにお願いいたしました。また私同様にその点についてご意見くださった方もおられました。

せっかく配信していただくなら、多くの方に本意が伝わるわかりやすいものである方がベターですし、リーダーシップの発揮どころ。残念ながら冷静に状況を読めば今後、さらに不安が大きくなるようなケースも十分に想定される中で、大切なことだと考えています。

その他、金銭面での支援についての私見も述べさせていただきました。近隣には商品券等を介した数千円〜1万円程度の実質的な配布という施策を打ち出している自治体もあります。

誰だって、貰えるのは嬉しい話。ただ実は、私としては少々懐疑的です。

国から10万円が支給されることはほぼ確実な情勢下です。

しかし、短期間で事態が収束するとは到底思えないのが実情長期化はほぼ避けられないとの見方は、医療や科学など様々な分野の専門家がおっしゃっています。

先を見据えた施策が必要だと考えます。

津山市の財政は非常に厳しいのが現実です。この忌々しい感染症問題がなかったとしても財政調整基金…つまり簡単に言えば自治体の貯金を切り崩しながら、毎年予算を組んでいるのが津山市の台所事情なのです。今まさに回すための現金が必要、痛切な叫びを何人もの経営者から聞いています。痛いほどわかります。それでも…焼け石に水の現金給付では、意味が薄いかもしれません。

減税等の措置も視野に入れ、少なくとも数年単位で先を見据えた予算を組むべきだと考えています。

まだまだ言いたいことはありますが…長くなりましたので、また改めて。

改善すべき点は臨機応変に改善しつつ…忘れてはならない初心を譲らず、実直に誠実に積み重ねてまいります!本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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