サンショウウオってウマいの?特別天然記念物を食べる…だと?

未来拓く、みうらひらくです。
食欲もプログレッシブ、みうらひらくです。

先日、鏡野町で特別天然記念物として有名な在来種のオオサンショウウオと、中国産である外来種チュウゴクサンショウウオ交雑種が見つかったことが各所で報道されていた。

オオサンショウウオ 交雑種発見 在来種保護に力 岡山

俺は岡山駅前の雪像すべり台制作で大忙しだった際で、駅前で取材受けている際に報道関係者とお話している中で事実を知るという遅さだった。興味がない人は知らない話だろう。正直、俺も「お、鏡野町がニュースになってる…微妙な案件だけどポジティブに捉えましょ!」って話だけでスルーしていたかもしれない事案だ。

ただ、今回は違った。

今回の雪像づくりは個人的にもメディア関係に当たりをつけて動いた。わざわざ来てくれた方がおられたり、ご紹介いただいたりした流れもあり…多くのシーンで事前の告知宣伝、当日後日の状況報道をしていただいた。有難い限りである。

そんな中で新たな出会いもあった。非常に斬新なアイデアを出してくれた方がおられ、ひとしきり盛り上がった。その案いただいちゃって構いませんかという不躾な申し出も快く受けてくださった。アイデアは実現できなければ妄想でしかない。もちろん、当ブログに書いたところでやらなければ同じことだ。

で、サンショウウオってウマいの?

想像したくもないという人が大半であろう。完全同意。俺自身、両生類全般は子どもの頃から好きではない…爬虫類は大好きだった覚えがあるが。要するにヘビとかワニはイケるけど、カエルやサンショウウオは嫌いだった。ヌメヌメしてるのがイヤなんだと思う。ネバネバ系も嫌いだったから根っこの部分は多分同じ…納豆嫌いと。

しかし、サンショウウオはウマいらしい。

あの見た目…食欲に繋がらないという人が少なくないのは自分には当然に思えるが、生きている牛や豚や鶏を見て、直接食欲が刺激される人はそう多くはないのではないか。ウニだのナマコだの初めて食べた人の探究心をナメちゃいかんYO!

リンク先記事にもあるようにオオサンショウウオ最大の生息地とされる中国地方だが、周囲にはオオサンショウウオ食ったらメチャ美味しかったわ〜などと言っている人間はいない。当たり前だ。保護しないといけない特別天然記念物なのだから。

特別天然記念物、例えばトキは超ウマいんだぜってことになったからといって食べちゃいけないのが明白なように…オオサンショウウオも食べちゃイケませんわな。
先のマスコミ関係の方が「食っちゃえば良いんすよ!」って言った際には、さすがの俺も0.5秒くらいは(この人は何を言っているんだ?)って考えたけど、すぐに同意し、妄想ブレスト大会が始まった。

在来種であるオオサンショウオは特別天然記念物だから食べちゃいけないけど。

これ、DNA鑑定を済ませた交雑種だけを繁殖させたりすることは不可能なんだろうか?

ご長寿で有名なオオサンショウウオ、繁殖にも時間が掛かりそうだ。そもそも3ヶ月掛けて28匹しか取れなくて、その内の6匹だけが交雑種。イケる範囲は超狭くなるけど…それは逆に武器になる。

プレミアム感出まくリンゴ!


鏡野町にはオオサンショウウオが出る場所なんてそこら中にある。ジジババに尋ねて回れば、そんなに珍しいものでないことが実感できるだろう。もしかしたら食べたことがある人の話が聞けるかも。

ちなみにオオサンショウオと言えば、お隣の真庭市の方が本家(?)だ。湯原温泉エリアでは半分に裂いても生き続ける(?)ほどの生命力の強さからオオサンショウウオを”はんざき”と呼び、はんざきセンターはんざき祭りなど、地域活性面でも美味しく活躍してもらっているのである。

協力して何かできると面白いな。交雑種であれ、はんざき大明神がある湯原ではちょっと難しい気もするが。何かで読んだ気がするが…そもそも個体数が減った理由に食用として乱獲されたからって背景もなかったっけ?

まぁ一口にサンショウウオと言っても色々といるようで、保護の対象にならないものもいる。食用販売されているものもあるようだ。

長くなったので本日はこの辺りで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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