賞味期限の過ぎた後の恋の味?ゆるキャラには土下座でもさせろ!

未来拓く、みうらひらくです。
ゆるキャラっぽいと言われるのは褒め言葉だろうか、
みうらひらくです。

知っている人は知っているであろうが、標題の前半部分は宇多田ヒカルタイム・リミットという曲の歌詞から拝借した。このフレーズが好きなのだ。

恋にはもちろんだが…何事にも旬というものがある。

前回前々回のエントリーで書いたオオサンショウウオの旬がいつだかは知らないが…食べ物には基本的に賞味期限がある。美味しくいただけなくなっちゃうし、場合によっては食中毒なんて惨事を生む。食べ物ではなくとも、物事には適切な時機やタイミングというものがあるのだ。

オオサンショウウオの話も、人々の興味が向いている間に進める方がベターなのは間違いない。つまりはスピード感が重視される。そもそもゆっくりノンビリと進めていては、他の自治体に先んずることなど出来るはずもない。

行政だけを批判する積もりは毛頭ないが、行政機関の決定スピードの遅さには目を見張るものがある。それは失敗を恐れるがあまりの慎重さの現れでもあり、一概に悪いことだと断ずることが出来ないのも確かだが、往々にしてチャンスを逃す結果に繋がるのだ。こんな話がある。

個人的に縁がある土地である千葉県成田市に、うなりくんというゆるキャラがいる。成田市長から特別観光大使に任命されているキャラクターだ。見たところ成田市の名物(?)である”うなぎ”と”飛行機”がそのモチーフになっているようだ。

鏡野町観光の仕事をしはじめた頃、当時から一部でソコソコの人気があったこの子を鏡野に連れてこようと思い動いたことがあった。順調に進められそうな手応えを感じていたが、観光協会のペーペー職員の個人的な繋がりでは、何で成田市のゆるキャラが鏡野町に来ているのって話になった時に説明できないとの理由から、却下されてしまった。

しかし今回、2017年のゆるキャラグランプリにおいて、うなりくんは何と優勝…つまりグランプリに輝き、見事日本一のゆるキャラの座を手にしたのである!

もったいない話である。あの時に唾を付けておけば…繋がりを作っておけば…こんな話は山ほどある。チャンスの神様には前髪しかないのだ。そう、奴はハゲている。

今さらゆるキャラって…ってか?

うむ…一理ある。

しかしそれでも彼らを活用し続けるというならば、少しでも効果を上げる努力をしなくてはならないのは当然だ。そろそろ俺の”ゆるキャラ活用構想”を発表しよう。

津山城址・鶴山公園あたりに近隣自治体のゆるキャラを集め、うなりくんに土下座させろ!

どうせこの周囲には、ゆるキャラ界では存在しないも同然の不人気キャラしかいないのだから。

関東から来たモンスター級のキャラクターにこの地域は征服される!

…と思わせておいて、くまモン登場!うなりくん?何それ美味しいの?って人はいても、くまモンは知らない人の方が少ない。くまモンの前にうなりくんも散り…くまモンの全国統一が成し遂げられそうになったその時。

ミッ◯ー登場だ!

あの世界一有名なネズミの前には、いかなるキャラクターも歯が立つまい。ただ確実に来てくれないので、中国あたりのクオリティーの低い偽物を使うか、◯ラえもんあたりでお茶を濁すか。

ムービーでも撮れば良かろう。

いずれにせよ彼らは人を楽しませ、惹きつけてこそ存在価値があるのだ。しかし自治体はこんなことをしない。土下座など、とんでもないと言うだろう。

PRのためであれば、ひらくマなら土下座どころか土下寝しますけどね!

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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