やっぱり津山市内にもおられた臓器移植当事者。活動が無駄でないと実感できた、超嬉しいことがあった報告。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

さて、今日はとても嬉しいことがあった話を共有させてください。

ある日のことでございます…とまぁ、芥川の蜘蛛の糸風に書き出してしまいましたが…これは最近のことです。ただ今日ではない某日の津山市内某所…落ち着いた空間で甘いものやコーヒー、お茶などが楽しめる素敵な場所において、私はあるご夫婦のお話を伺っていたところでした。ちょっとした市民相談的な内容でして、こんなところでこんな話を伺うことになるとは…ってな印象も覚えながらってところだったのですが、その最中。

「お話中に申し訳ありませんが、ちょっと失礼いたします…。」

控えめではありましたがハッキリとした口調で…突然、妙齢の女性が私に話しかけてこられたのです。

瞬間、いったい何なのだろうと思いながらも、ふざけているようにも悪意があるようにも見えず、何かしら真剣に訴えたいことがあるのかなと頭の中で思いを巡らせました。ただ、確かに話の最中ではありまして、どうしたものかしらと思ったのが正直なところでしたが…お話を伺っていた相手の方が、何やら切羽詰まった様子の彼女の表情等から、どうぞどうぞとばかりにご配慮くださいました。

「三浦ひらくさん…ですよね?」から始まった話の内容、よくよく伺ってみると…何と!

最近、臓器提供手術を受けられた方でした。

聞けば、先日の岡山市での講演の場にもわざわざ足を運んでくださっていたのだとか…。

短い時間でしたが、涙ながらに私の活動と、亡くなった後に臓器提供した愛娘・愛來(あいく・愛称くーちゃん)に対する思いなどを語ってくださいました。

無論、くーちゃんも私もドナーやドナー家族を代表するような立場ではないわけですが…感謝の言葉まで丁寧に伝えていただき、これからの活動も応援していると温かい言葉で結んでいただきました。ちょっとコッチまで泣きそうになるくらいには有難い気持ちを覚える体験でした。待たせた相手方の方が、何もなかったかのように話を再開してくださった心づかいも、有難かったです。

津山市民の皆さまの中にも必ずおられるはずの、当事者の方々のお力にもなることが出来ればという心持ちで、市議会議員としての立場も活用させていただきながら取り組んでいる移植医療の啓発活動ですが、実際に当事者からこうした声を伺うことができたのは初めてで…メチャクチャ嬉しかったので共有させていただきました。

撮っていても公開できなかったはずだけど…写真を撮り損ねたことだけが心残り。ちなみに最終的にはとても良い話になったので、当該ご夫妻とは記念撮影をして帰りました。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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