未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
年度末…皆さま非常にお忙しいところだと思います。この時期は例年そうなりがちですが、私自身もなかなかハードな毎日です。
しかし感染症や自然災害は、我々の事情など考慮してくれるはずもありません。
いつどんな自然災害が起こるか正確に予想するのは困難。
例えば地震予知が非常に難しいのは皆さまご存知の通りです。台風などはある程度明確に予想が出来る分、備えられますが…それでも大きな被害が出てしまう事実を、昨年の房総半島台風(15号)と東日本台風雨(19号)で日本中が改めて思い知ったでしょう。
今まさに未曾有の非常事態を引き起こしている新型コロナウイルス問題では、連日のように厳しい報道が続き…本日は岡山県でも2人目の感染者が出ました。
何度も言っていますが、簡単に終わるような話ではありません。

医学的な意味での知識などほぼ持ち合わせていない私が、この件について言えることは現時点ではどうしても、何度も繰り返してきている心構えの面の話になってしまいます。
こんな時だからこそ”冷静に”判断し…”おもいやり”を持って行動することが大切。
公衆衛生という言葉があります。自己責任という言葉もあります。いずれもこうした時にこそ、深く考える必要がある言葉です。
報道では、緊急事態宣言というフレーズなども飛び交っている現在。今まで経験したことがない、何が正解かわからないような状況に立ち向かわなねばならない中…いったい誰に大きな判断を委ねれば良いのか?
実はそれ、もう決まっています。何を隠そう…その相手は今、政治に携わっている人間たち。
政治家がどんな判断・対応をするのか…国をはじめとした行政の対応をしっかり見守ってください。もし自分だったら現在の状況下でどうするか考えてみるのも良いでしょう。
かつて東日本大震災が起こった際…私たちの多くはそれまでにないほどに政治に注目し、福島の原発で起こっていたことに対しての対応をはじめ、多くの命が失われた一連の出来事に対してどう立ち向かうのか、祈りにも似た気持ちで日々の対応を注視していたはずです。
現在、立憲民主党の党首を務められている枝野さんが当時の官房長官で、毎日のように会見を見ていたことを記憶しています。
当時のことをあーだこーだいう意図はありません。
私たちはどんなに悲しいことがあっても、どんな困難にぶつかっても、どんなに厳しい状況においても、そこから何かを学び取り、未来に生かしていかねばなりません。
これは3月議会で私自身が述べた話です。
正直に言うと、娘のことが頭にありました。
しかしこれは政治に携わる者だけではなく…今、この世界に生きている誰もが考えなくてはならないことだと、そう信じています。青臭いように感じられるかもしれませんが、こうした心意気をなくしてしまっては政治に存在価値などありません。
今この瞬間にも、新型コロナウイルスに感染して苦しんでいる人がいる。あるいは全く別の理由で、命を終えかけている人も世界にはいるはずです。
想像力を働かせることができなくては、政治など成立しません。

生きたくても生きられない人がいる…そして何とも悲しい話だけど、生きたくなくても生きなくてはならない人もいる。
自分自身の思いは自由に述べれば良いことです。しかし自分以外の誰かの苦しみをわかった気になって語るのは、褒められた話ではないかもしれません…自分以外を完全に理解することなど誰にも”絶対に”できないのですから。
皆それぞれに苦しんでいます。
今も…だからこそ。
私はおもいやりを忘れて、生きたくはないのです。
【注意喚起】新型コロナウイルスに関する情報(津山市公式サイト)
新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた生活福祉資金貸付制度における緊急小口資金等の特例貸付の実施について(厚生労働省公式サイト)
本日はこんなところで。また明日!