未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
誤解なきように最初に書いておきますが…もちろん私たちにはデモを開催する自由も参加を呼びかける自由も、もちろん参加する自由もあります。
日本ではね!
これらは我が国の最高法規である日本国憲法に基づいた行為だからです。
第二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。② 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。
前回のエントリーでも取り上げましたが…ロシアがウクライナを侵攻し、新たな戦争が始まったことに対し…土曜日だった昨日、国内でも各地でデモが行われたようです。
「いずれ日本の私たちにも影響」 ウクライナ侵攻に抗議、各地でデモ
同様の動きは外国でも見られています。
私はこれらを否定したいわけではありません。
それどころか常日頃から、日本国憲法第21条を守るための活動には力を入れていることは、当ブログを継続的に読んでくださっている皆さまならよくご存知のこと。
表現の自由が憲法によって保障された素晴らしい国であり続けるため…そしてその自由が上辺だけの概念にならないように。
私たちは今現在、日本に生きていること自体が実は大変に恵まれていることであることを知らねばなりません。この国に暮らす誰もが、戦争すらも対岸の火事であるかのように感じられるような社会に生きていられる幸せを、意識するしないにかかわらず享受しているのです。
言いたいことを言うべき時に言う自由、そして言いたくないことは言わなくても良い自由…様々な自由が保障されている我が国において、今この時代に生きる私たちが何をすべきか?
それは一人ひとりが自分自身で考えて決断することで、取るべきアクションは人それぞれ異なるはずです。
だったら…別にデモに参加している人に文句を言っているかのようなタイトルを付ける必要ナイじゃんと思われるかもしれませんが…常に考えていただきたいのは”そのアクションの最大の目的は何か?”ということです。もし、本当に戦争を止めることが目的なのなら…少なくとも日本国内ではデモをするよりも大切なことがあると私は考えています。もっと踏み込んで言えば日本でデモをしたところでウクライナの戦争は止まらないのではないでしょうか。
例えば、本日のアイキャッチ画像は香港の民主化運動、2019年の様子。当時の香港にいたとしたらデモに参加したかもしれませんが、今回の国内のデモとは性格が異なると感じています。
政治を変えないと。
私たちはどんなに悲しいことがあっても、どんな困難にぶつかっても、どんなに厳しい状況下にあっても、そこから何かを学び取り、そして未来に生かしていかなくてはならないのです。
それこそが政治に携わる者の責任で議会の場に立つ者の仕事・職務だということを…娘が世界からいなくなった直後の2年前の3月議会で言わせていただきました。考えることをやめてしまってはおしまいですし、考えた結果を行動に移していかなくては意味がないのです。
政治を変えるため、皆さまに議員にしていただきました。
私に投票してくださった皆さまは、津山市政に変化を期待してくださっている方々だと確信しています。
津山から岡山を、日本を、世界をより変えていきましょう!
政治の根幹は、大切な何かを”守る”ことではないかと考えています。
あと言うまでもないことだけど、デモに参加することが何よりも大切だという価値観を否定する意図はありません。自分にとってはデモは手段で、それ自体が目的化するのは俺の考え方とは違うけど…人それぞれですから!
本日はこんなところで。また明日!