片岡聡一総社市長の話を聴いて。災害時、首長に求められる心得。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

久しぶりの県外出張!JIAMで楽しく真剣に学び、癒された話。

2020-10-06

昨日のエントリーで書いたように、昨日&一昨日は楽しいJIAM研修に行ってきました。新型コロナウイルス感染症問題はもちろんですが、今年は私個人としてはそれ以上に大きな問題が起きたために、なかなか県外への移動などが難しい状況にあります。今後はしかしまた少しずつ…できる限り活動範囲を広く取っていきたいと思っています。

今日も、ブログを見た複数の方からご連絡をいただきました。

お気遣いくださっている全ての方々に感謝申し上げます。さて、昨日も触れたように恐らくは伊原木岡山県知事を除けば県内で最も有名な首長と言えるであろう、総社市の片岡聡一市長のお話を今日は少し紹介させていただきます。

なぜ津山市議会議員である私が片岡市長についてそれほど知っているのかと申しますと、片岡市長が県内随一、それこそ県知事を含めても圧倒的に全首長の中で情報発信に熱心な方だからです。

よく言われる話ですが…インターネットでの情報発信をしない政治家は、ネット上に存在しないのと同じ。

これはある意味ではリアル社会においても同じだと考えているからこそ…私は議員になってから今まで、あらゆる発言の場で情報発信の重要性について訴え続けてきました。先日の決算質疑においても最も根幹となっていた部分はネットを介しての取り組みに割かれている決算額があまりにも少ない…つまり来年度予算では修正すべきだということでした。

各人、都合の良い情報受信のチャンネルは様々です。だからこそ、ネットだけでなく…できる限り、コストと相談しながら選択肢を増やしていくことが重要だと考えています。

政治家・議員の活動のベースとなっているのは公金です。

私たちは公金ベースで活動し、議会運営に関わるあらゆるコストも税金由来であるからこそ、有権者・納税者の皆さまに対して取り組みの内容を最低限伝える努力を怠ることは、極めて不誠実であると思うのです。

そういう意味で、片岡市長の姿勢…特にTwitterで積極的な情報発信を継続されていることに対しては、強い敬意を持っています。昨日伺った話では、責任追及される材料となる(つまりリスクが高い)からということで市長会などではTwitterでの情報発信は推奨されないそうですが…外から何を言われようとも、自治体のトップとして住民から本当に求められていることを貫き通すスタンスには感銘を受けました。

当然のことですが、そうしたことが出来ない政治家・議員が多過ぎるからです。

そもそも期待していたからこそ参加した研修でしたが…まさしくトップの姿勢として、あるべき姿だなと感じた部分は期待以上でした。

そんな片岡市長のお話を伺った所感、テキスト打ちすると長くなるので動画でご確認ください!

そう言えば…関係ないけど今日のアイキャッチ画像は研修が始まる前の様子。動画内でも述べていますが…撮影・録画禁止とか言ってるにもかかわらず、思いっきり写真撮ったり録画の音させてるコンプライアンス何それ美味しいの野郎はその時点で帰ってもらって良いと思うんだけどね。

例によってアドリブで感じたことを語っているわけですが…動画内で肝心の”判断基準”について述べることを漏らしたミスに撮影を止めた瞬間に気付きました。つまりどういった考えの元に、災害時などの非常時に判断を下すかという指針です。

こう言われていました。

「善か、悪か」

おお…?

しかし…その価値観は人それぞれ異なるものではないのか?

聞いた瞬間には直感的に、それは少々マズいのではと感じたのが正直なところですが…要するに、自身の価値観が大多数の人と異なるような方はトップの器ではなく、トップとして相応しくないという意図も、メッセージとして込められていたのかなと理解しています。

ただもう一つ、大切な続きがあったのです。

「被災者のためになるか、ならないか」

これです…どう考えても結局これが大切なのです。

常々言い続けていることが間違いなかったと確信できるお話でした。この極めて当たり前の判断を躊躇することで、災害時のような非常時には人命が失われる事態すら起こり得る。

だからこそ常日頃から、誰のための施策であるのか、誰のための政治であるのか…そこを決して見失うことなく、職務・責務を果たしていくことが私たち議会人には求められています。

ここ何日かでまた一皮剥けたと、自分では思っているのです。

髪の毛も抜けたかも知れん…。

他の市区町村でも…メチャクチャ面白い話をクソ真面目にしたり、クソ真面目な話をメチャクチャ面白くしたり…そーゆーことを生産的にできる仲間がいるということは本当に有難いこと。

私も負けず、これからも今まで以上に頑張っていきます。引き続き津山市議会&三浦ひらくにご注目・ご期待いただき&ご意見・ご要望を寄せてやってください!

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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