未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
本日はこのところ、告知を重ねていた津山市発のオンラインシンポジウムがありました。
告知チラシには250名定員で会場を用意と書いていますが…このところの津山市内での新型コロナウイルス感染症蔓延を受けて、オンライン限定開催という形での開催となりました。
とは言え、ファシリテーターを務めてくださった藤井裕也さんや、企画を段取ってくださった津山市職員の皆さまがたなど関係各位は3地点をオンラインで繋いでの配信準備など…段取りがあるだろうから14時前には現地におられるだろうということで…直前にご厚意で会場を少しだけ覗かせていただきました。
藤井さんや職員の方ともお話をさせていただきましたが、とても前向きに取り組んでくださっていることが伝わってきました。本当は会場で視聴したかったけどそれは図々し過ぎるので…市役所議会棟へとダッシュで移動して、2時間超のシンポジウムを堪能させていただきました。
結論から言えば、素晴らしかったです!
文句の付けどころがあるとしたら、段取りがちょっと甘かったか的な配信上の機材トラブルくらいのもので…それは起こり得ることですし、何しろ初めてのこうした取り組みであったことを考えると及第点どころか満点以上の出来じゃないのと勝手に思っています。
何様だよって感じですが…それくらい良い内容だったってこと!
昨年の同様の企画に携わっていた職員さんともお話をする機会があり、笑い話になったのですが…昨年は昨年でとても興味深い素晴らしい企画でしたが…津山リージョンセンターという大きな会場で行われました。もちろん会場で直接、話を聞くことにもメリットはあります。
ただ…ひきこもりの当事者本人やその家族にもしっかり話を聞いてもらおうというのであれば、今回のようなオンラインの選択肢は必須です!
ひきこもっていない人であっても、多くの聴衆の前で質問や意見を述べることは難しい、あるいは恥ずかしいと感じる方は少なくないでしょう。だからこそ…そういう場では私は特攻隊長的に口火を切る役を任されることも多く、場を温めるために自分からその任を買って出ることもあります。
オンラインだからこそ質問や意見を出せる人も、必ずいます。
そういう意味でもオンラインで開催できたことは大変意義深かったと思います。
基調講演を行なってくださった斎藤先生は、ひきこもり支援においても安心・安全がキーワードだとおっしゃいました。
そして安心・安全を感じてもらうために必要なのは”対話”だと。
どうでも良いおしゃべりが大事…放置しておくことは過干渉と同じ、あるいはそれ以上のマイナスだとも言われていました。対話の重要性は、ひきこもり支援の枠を超えて当てはまること。諸々、非常に得心のいく説明でした。
対話とは主観性の交換。
とても心に残るフレーズでした。
私の個人的な感想としては…昨日書いたエントリーの内容とも少し関連してくる表現になりますし、語弊があるかもしれない言い方ではありますが…結局、丁寧に丁寧に積み重ねていくしかないひきこもり支援。
コレ子育てそのものだなと感じました。
その感覚が間違っていないということを裏付けるかのような表現も斎藤先生の口から語られましたが…たとえば子どもがひきこもっている状態で接し方に迷った場合の親の心持ちについて。
よそのお子さんを”もてなす”つもりの姿勢で接すると良いとおっしゃっていました。
マイルドなおせっかい。
これもキーワード。とても当ブログで全てを語り尽くせるような会ではなく…非常に内容の濃い時間でした。ひきこもっている当事者やその家族、あと議員仲間など…個人的な繋がりのある方々も相当数参加してくれていたようでしたが、何件か届いた感想は概ね好意的なものばかりでした。当ブログなど私の発信を見て参加してくださった方々については、特に感謝を述べておきます。
また、メチャクチャ興味があるけど今日はどうしても視聴は無理だという方も複数おられました。当然ですね…私の案内も遅かったし、ごめんなさい。
しか〜し!
安心してください。本日の動くひらく内でも述べていますが、後日改めて本日のシンポジウムの様子をご覧いただけるURLを紹介させていただきます!
ご対応いただけると確約いただいています!
そして本日は津山市内での新規の新型コロナウイルスの感染者は2名でした。
岡山県北部では毎日のように新規感染者が確認され、皆さま不安と恐怖が大きくなり、比例するように政治や行政・議会等への不満も募ることが多いかと思いますが…いつでも何でも、お気軽にご相談ください。
メールは全て拝見しております。全てにお返事はできませんが、必要に応じて返信させていただきます。
このところエールも沢山いただいております…有難うございます!