内閣総理大臣。あなたは、日本一文句を言われる職に就きたいか?

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

菅義偉内閣総理大臣が、自民党の総裁選に出馬しない意向を示したことで…国会以外にも様々な波紋が広がっているようですが、私たちの暮らしには基本的には関係ないねって思っている人が多数派であるのが、日本という国の現状ではないでしょうか。

少なくとも現時点では自民党の総裁=内閣総理大臣、首相となる公算は極めて高い。

どう考えても本当は全日本国民にとって少なからず関係があるのですが、政治はどこか遠いところで行われている話で、我々しもじもの者には関係ナイんだよ…といった印象を、私自身も正直…かつてはずっと抱いていました。だから当然、自分自身が曲がりなりにも政治に職務として関わる…議員になるようなことは、10年ほど前までは全く考えていなかったのです。

18歳から33歳まで暮らした東京では(もちろん私が18歳の頃には選挙権を得られるのは20歳からでしたが)それでも選挙にはほぼ毎回行っていました。ただそれは単に(まぁせっかくの選挙権だし、行使しないのもモッタイナイし、自分が投票した人が当選するか否か、運試しみたいなものだな!)くらいの心持ちだったのが正直なところです。

一応、選挙広報などが家に届いた場合には目を通していましたが、都知事選挙のオモシロ候補をチェックするためだったり…ある意味ではエンタメ要素を求めて見ていたのだった気がします。

首相について、あーだこーだ言いたい人は沢山いると思いますし、私自身も(俺だったら…)などと完全に無意味な分不相応な妄想を抱いて総理の言動を見ることもありました。菅さんの前の安倍さんだって同じだし、歴代の総理大臣皆が直面してきたプレッシャーだと思います。

恐らく日本中で最も文句を言われ、最も思い責任を背負わされるポジションが首相です。

当然ながら誰にでもできるような役割でないことは明白です。頼まれても絶対にやりたくないという人も多いのではないでしょうか。それでも、菅首相の後任として…今回も沢山の候補者の名前が上がっています。

次の内閣総理大臣は、歴代で100代目のメモリアル総理になるのだそうです。

国政の舵取りのトップを決める戦いをエンタメとして注目して見るのも一興かもしれません。不謹慎だなどという声もあるかもしれませんが…どういう切り口であっても、少なくとも私は政治に無関心でいるよりは前向きで素晴らしいことだと思っています。

政治に無関心でいられても…誰も政治と無関係ではいられません。

だからこそ、まずは興味を持ってもらうことが大切で、こうしてブログを書くことも私にとってはそのためのキッカケづくりの一つです。国の政治の実質上のトップを決める戦いが始まりますし、この秋には衆議院議員選挙も行われます。参議院議員から首相が選ばれた例はゼロですので、ある意味では首相候補を選ぶ選挙とも言えるでしょう。

津山市長選挙も来年2月に予定されています。

今回の議会では谷口市長から出馬意思表明についての言及もあるという話も聞きますので…その辺りも注目です。

私の質問にも乞うご期待!

政治=選挙では決してなく…政治に大切なのはむしろ選挙以外の時間であることを、自分自身が議員にならせていただいてから強く確信していますが、政治に取り組むためには選挙に勝たなくてはならないという”大義名分”を掲げることで、言い訳をつくっている政治家が少なからず存在するという印象は、現在の国の様子を見ていて感じるところです。

国も、都道府県も、そして市区町村も。

住民を置き去りにしない政治は、住民にしかつくれないのです!

本日はこんなところで。また明日!

Pocket
LINEで送る

三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

コメント