未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
昨日のことですが…毎年、ブランド総合研究所から発表されている魅力度ランキング2021が発表されました。都道府県に関しては47都道府県の全てに順位が付けられ、結果はテレビ等でも取り上げられていたと聞いています。ただ都道府県と同時に、全国1,000の市区町村を対象にした市区町村の魅力度ランキングも発表されていることについては、もしかするとご存知ない方も少なくないのかもしれません。
市区町村については毎年、上位50の市区町村のみが公表されています。
今回、9月定例会での決算質疑の内容からは敢えて外しましたが…一昨年の決算議会の場での答弁の中で、津山市がこのランキングを事業効果測定のための指標としていると答弁いただいたこともあり、昨年はこの調査結果について尋ねています。
「平成28年と令和元年を比較しますと、本市の魅力度は652位から505位へ、認知度は515位から577位へ、観光意欲度は855位から485位へ、居住意欲度は743位から480位へと、一部数値が下がったものもございますが、おおむね改善傾向となっており、一定の効果はあったものと認識をいたしております。」という答弁をいただいているところです。
ただ、今日は別にこの結果についてあーだこーだ言おうって話ではありません。まぁ、あーだこーだ言う機会もまた、別の場面で作らざるを得ないかなと思っているところではありますが…考えていただきたいのです。
岡山県民の皆さま!
このランキング…例えば、我らが岡山県は、全国47の都道府県の中で…魅力度35位(2020年33位)ですが、県民としてどうです?
あるいは他の都道府県の皆さまであっても構いませんが…ご自身の住んでおられる都道府県の順位をどう感じられます?
私の率直な思いとしては「ふ〜ん…。」って感じ。
感じ方は人それぞれだし…まぁ、誰がどこを何位にしていようと構わんさって感じかな。いや、そりゃ北海道とか京都とか個人的にも超好きだし…良いなぁと思うし、総合的な魅力で言えばそりゃ勝てないよねって思いも確かにあるんですけど…。
大事なのってそこ?
って感じる部分もあります。このランキングの順位を決める方法については公式サイトに詳しく載っております(調査概要のページ)ので…ご興味がある方は参照していただければと思うところですが、まぁ語弊を恐れず言いますと…。
自治体のことをよく知らない人たちが、どう感じているかの印象を数字に落とし込んだランキング。もちろん、こうした調査はシティプロモーションの観点などからは無意味だとは言いませんし、実際に一つの指標として考える分には意義もあるでしょう。曲解されないように明言しておきますと…むしろ参考になる点も多々あるとは考えています。
ただね。
津山市としては、津山市に住んでいる人が津山のことをどう思っているかに今以上に真剣に向き合って、市民の声を拾い上げていく試みにこそ、お金も費やしてほしいし、その効果を測定するための津山市内だけでの、津山市独自のこうした数値化できる試みを行うべきではないかと強く感じたところです。
つまり。
市外の人にどう思われているかよりも…まずは津山市に住んでいる人の満足度を気にして、昨年よりも今年の方が良くなったって言ってもらえるような施策を打つべく努めていくことが先でしょってこと。とは言え、津山市の認知度向上や観光、移住施策なども応援している分野ではあります。引き続きこの方面についても、しっかりと知見を深めていきながら…自分自身でもより良い施策に繋げて行っていただけるような提言ができるように、精進してまいります。
皆さまの声も寄せてやってください。
本日はこんなところで。また明日!