未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
日付はとっくに変わってしまいましたが本日…8日1時半現在でも未だに津山市内にも大雨警報は継続して出ている状態です。明け方には注意報級に変わる見込みのようですが…雨の影響で確実に地盤は緩くなっていますので、引き続き特に山間部の皆さまは土砂災害等には十分にお気を付けください!
現在のところ、津山市災害警戒本部から連絡を受けている被害としては…津山市加茂町倉見において、道路改良工事を予定して通行止めとしていた区間の一部の法面が崩壊した件のみが報告されています。崩壊による通行止め等や、家屋等への被害は生じていないとのことです。

市内で目立った被害が出ていないことは何よりですが、すでに報道されておりますように今回の豪雨では全国各地で大きな被害が出ており、亡くなっている方もおられます。常々言っているように、こうした事例は決して他人事ではなく、いつ何どき同じような状況が私たち自身の生活フィールドに起こるか、誰にもわからないことなのです。
昨日も書いたように、そして何度も当ブログでも言及し、議会でも議場の質問の場でも述べてきているように…だからこそ常日頃からの備えが大切です!
災害への備えは当然ながら、防災備蓄だけではいけません。
非常時にできる限り、通常と同じような生活ができるように備えておくこと…つまりなるべく非常事態を非常事態ではない状態にもっていけるような備えを、様々なシーンにおいて準備しておくことが肝要です。
そこで津山市議会では昨年12月、大規模災害または感染症の大規模流行等が発生した際、津山市災害対策本部と連携し、市民の安全・安心の確保や被害の拡大防止、議会機能の早期回復を図ることを目的に、二元代表制の一翼を担う議会及び議員の対応について必要な事項を定めた「津山市議会業務継続計画(BCP:Business Continuity Plan)」を策定しています。
議会BCPと私たち議員が呼んでいるものです。
これも上記エントリーにありますようにぶっちゃけ、策定までは簡単な道のりではありませんでしたが…議会での案件としては比較的スピーディーに策定できた印象はあります。つまりそれだけ、多くの議員が必要性や危機感を覚えたということの証左とも言えると思います。

ただこれも、制定しただけでは意味がなく…当然ながら実際に活用できるルール、実効性が高い内容にしていかねばなりません。本日のアイキャッチ画像のような…画面越しにマスクやフェイスシールドをするような、意味がない対策ならばしない方がマシです。
訓練を含めた実際の運用試験を今まさに検討している真っ最中だったわけですが…そうしたタイミングであっても実際にこうした大規模災害一歩手前というような状況は起こり得るのです。
自然災害は我々の都合など待ってはくれません。
それゆえできる限り早く、できる限り手厚く備えておかねばならないのです。そのための取り組みとして…また一歩、新たに今回6月定例会で進んだ話を紹介しようと思いつつ、後回しになっていたのでご報告。
津山市議会ではオンライン委員会の開催が可能になりました!
(ただし上記リンク先には本日時点では未掲載)
もしもの場合に備えての条例改正ですが…こうして選択肢をできる限り増やしていくことは、極めて重要な施策です。運用面でも徐々に選択肢の幅を持たせていきたいところ。
6月定例会では、新型コロナ対策本部会議を一度もオンライン開催や書面開催していないことについても突っ込みました。
まずは通常開催できる平常時に試験的にオンライン併用の形で委員会を開催してみることが第一歩だと考えています。
タブレット端末も導入済みだしね!
少しずつ改善していきます。
本日はこんなところで。また明日!