現職議員による市議会だより解説。広報読んでプレゼントGET!

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

さて、本日は2つほど素晴らしいオンラインセミナーに参加させていただきました。それぞれが参加して良かったなと感じられる内容で、津山市あるいは津山市議会の未来に落とし込んでいくために何をすべきか、具体的に考えられた有意義な時間になりました。

間もなく津山市議会では年に4度の定例会のうちの1回…9月定例会が始まります。来週の月曜日、8月23日の議案説明会を経て、8月30日に開会…そして9月6日〜10日が議案質疑・一般質問となる予定です。また9月は決算という非常に重要なテーマを扱う定例会でもあります。おそらく9月末には昨年、一昨年に続き決算についての質疑もさせていただく流れになるのではないかと考えています。

乞うご期待、そしてご注目お願いしたいところですが…本日はその前に。

広報調査特別委員会に所属している面々が議会事務局の皆さまのご協力のもとで編集している、津山市議会だより「みんちゃい」の最新号が発刊(広報津山に折り込まれる形で津山市内全世帯に配布)され、6月に開かれた議会の内容がまとめられていますので、紹介させていただきます。

全部読むと、素敵なプレゼントに応募できるんだぜ!

津山市議会の今を知って…図書カードや温泉入浴券を貰っちゃおう!

以前、広報津山の800号が発刊された際のエントリーでも触れましたが…委員長や委員の皆さまのご厚意で、オブザーバー参加させていただいていただけにもかかわらず、今号では表紙写真選定にも携わらせていただきました。委員による投票も結果、私自身もイチ押しだったこの写真が表紙に選定されたわけです。このところずっと、高校生の皆さまが撮影してくださった作品の中から広報調査特別委員会内で選定しています。残念ながらボツになった作品の中にも素敵な写真があるので、是非こちらもチェックしてみてください!

6月議会で触れられた多くのトピックの中で…市民の皆さまの生活に最も大きく関わってくるものの一つが、このキャッシュレス決済についての項目と、新型コロナ対策としての地域商品券事業でしょう。支払い方法に限らず、行政業務のあらゆる分野においてできる限り選択肢を増やすこと、デジタル化を進めていくことこそが住民利益の増大に繋がっていくと訴え続けてきた私ですので、この方向性は大いに歓迎しています。また地域商品券事業に関しては、効果そのものに疑問もありますが…今回何度も口を酸っぱくしてお願いし続けてきた電子対応、オンライン商品券の導入に踏み切ってくださったことについては評価しています。ただ電子版の発行額の少なさ等についての不満はあるので、是非皆さま…電子商品券を買ってください!これについては詳しく書くつもりだったけど、そう言えばもう20日が購入期限じゃないか。明日のエントリーを早めに書いて訴えるかな…紙ではなく、電子商品券を買うべき理由をなッ!

5月臨時会と6月定例会で4年任期の折り返しを迎え、議長・副議長選挙をはじめとして議会内の役職改選など、大きな人の動きがありました。個人的にも…今まで2年間ずっと無会派で活動してきた私が、会派ツヤマノチカラを立ち上げたことについては内外から様々な声をいただいたところです。それぞれ別の会派に所属していた安東伸昭議員、田口浩二議員という二人の先輩議員と共に切磋琢磨し、様々な場面でそれぞれが異なるアプローチで得た知識を共有して生かし、あくまでも最終的な決断は各自が責任を持って積み重ねていくことで、会派としてツヤマノミライに資する活動を行っていきます。常任委員会は厚生委員会、特別委員会は議会活性化調査特別委員会に所属…これはそれぞれ希望した通りの結果で、前期にやり残したことがまだまだ残っていますので、他の委員会にも興味はありましたが、継続して所属したいと考えた上での判断でした。

全28議員の議案等に対する賛否の状況が一目瞭然になる賛否一覧表が興味深いと思いますので、是非ご確認いただきたいところ。例えば我々ツヤマノチカラの3人が全く別の判断をしていることも明白に現れています。これだけで判断すると、私と全く同じ判断をしているのは最年長で現在8期目を務められている大先輩…西野修平議員のみ。最年長と最年少が同じ判断とは…いつもの議会での発言内容などもからも正直、意見は食い違うことの方が圧倒的に多いのでにわかには信じ難かったですが、面白いものです。今回は珍しくそうしたシーンがありましたが…賛成、反対を表明できない、あるいはしたくない場合などに棄権という選択肢もあるわけで、議員は賛否を表明せずに議場から退席することで意思表示することもできるのです。ちなみにこのページに掲載されている私の請願第1号への反対討論は以下の動画でご確認いただけます。

議案質疑・一般質問について、それぞれの発言が簡潔にまとめられています。この項目に関しては、それぞれ質問が終わった後に自身の質問に対する当局からの答弁の形で、議員自身が掲載内容を270文字以内にまとめて原稿案を議会事務局に提出しています。他の議員との兼ね合いなども想定しながら、こうして広報紙に掲載されたときに市民の皆さまに伝えたいことが伝わるのか…色々と考量して内容を決める必要がある(少なくとも私はそうしている)ので、簡単なようで悩ましいところ。もともと30分の持ち時間では足りないくらいに言いたいことがありまくる私は、その内容がどれもまた非常に大切なことだと思うからこそ発言しているわけであって、順位付けが簡単にできるようなものではないからです。ただ、このあたりは皆に共通すると思っていますが…前向きな答弁がいただけなかった内容については、基本的には掲載を避けるようにしているのも正直なところ。私の一般質問動画は下の動画からご確認いただけます。

ツヤマノチカラを共に立ち上げていただいた田口浩二議員をはじめ…皆さまの個人質問の要旨。気になる内容は是非、動画でご確認いただきたいところ。ちなみに田口議員が触れられた出生祝い金制度に関しては私自身も最初、30個くらい書き出していた6月議会の質問候補項目の一つに入れていたものでした。目の付け所が被っていて「おお!」と嬉しく感じ、それ以外は自分では絶対に尋ねない内容だったので…それもまた良いなと思った次第です。こうした質問戦の議場の空気を感じていただくには傍聴がベストでしょうが、平日の日中に傍聴に来られる人が少ないことは明らかです。コロナ禍の真っ只中でもありますし、ライブ中継や録画中継を積極的にご利用ください。

6月定例会では会派3人の質問内容を事前に共有し、それぞれの持ち時間(発言時間は議員一人最大30分)を最大限有効に使えるように、無駄にカブることがないように調整しました。また発言日が3人それぞれ異なりました(三浦初日、田口議員2日目、安東議員最終5日目)ので、特に最後の日の安東議員は、それまでの質問や当局からの答弁内容を参考にして、質問を組み立てるというような攻め方が可能になったのです。ここに掲載されてはいませんが、まず私が触れた津山市新型コロナウイルス感染症対策本部会議をはじめとした会議の類を、オンラインで配信することで市民サービスを向上させていくといったアプローチが必要だという点について…安東議員が重ねて発言してくれたことは、非常に意義深かったと思っています。津山市の議会だよりのバックナンバーは何と、平成16年にまで遡ってご覧いただくことが可能ですし、本会議の会議録は公開されており、キーワードや発言議員などによる検索もできるのです。このあたりも是非、ご活用ください! 

このページの河本議員と中村議員だけでなく、多くの議員が6月定例会の質問戦で取り上げた地域商社「曲辰(かねたつ)」に関する諸問題は、質問戦だけではなく産業委員会の場でも議論されましたが気持ちの良い着地ができたとは感じられませんでした。私自身も今回も少しだけ質問で触れさせていただきましたが、公金を使うに相応しい、津山市が資本金のほとんどを出資するに相応しい商社として運営されることを望むのみです。真摯に情報公開していただかないと、市民の皆さまの不信感が募るばかりで、誰も得しない結果になります。そうならないように公金を費やして運営する以上は最低限の透明性は担保していただきたい…それだけなのです。昨年9月議会では”いやいやいやいや…まだ厳しいでしょコレ”って思って反対しましたが…津山市議会議員ですから、議会の議決を経て決まったこと…始まった事業に対して「わしゃ知らん…反対したんじゃけぇ!」とは言えないと思っています。もちろん、反対し続けるのは自由ですが…少なくとも私自身は切り替えて…”しっかりと取り組んでいただけるのであれば応援したい”…と、そう思っているのです。この件についてはそもそものスタートに問題があったことは明白だと考えていますが、今さら言っても始まらない部分もあります。ただ知っておいていただくことは重要ですので、持ち時間15分ジャストのタイミングまで早口で詰め込みまくったけど、わかりやすかったということで拍手まで頂戴した(?)昨年9月議会での反対討論動画を置いておきます。

そして最終ページ。全てのページを熟読してきたアナタならばお茶の子さいさいの、豪華賞品が当たるかもしれないクイズが掲載されています。当ブログ読者の皆さまなら間違いなく正解するはず…是非ご応募ください!ご意見ご感想も心待ちにいたしております。

懸賞付きクイズ「みんちゃいクイズ」のインターネット応募は、今回のつやま市議会だより102号(令和3年6月定例会)からスタート!

積極的にご参加いただき、当てちゃってください。

こうして津山市議会も極めてゆっくりとしたペースに映っているのではないかとは思いますけれども…一歩ずつ(実際は半歩ずつとか…牛歩かもしれませんけれども)それでも着実に前向きにデジタル化を進めてきています。

また別の、恐らくは全国初(?)の…津山市議会流DXとも呼ぶべき新たな取り組みも、水面下で動いているとかいないとかって話です。

益々精進していきますので、引き続き津山市議会…そしてツヤマノチカラ&三浦ひらくをよろしくお願いいたします!

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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