9月1日は子どもの自殺が最多。命さえあれば何とかなるのではなく、命がなくなるともう、何もできない。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

今日から9月。夏休みも終わって子どもたちの学校が始まるわけです。

9月1日は子どもの自殺が最も多い日であることが知られています。

動画をご覧いただけない環境の方は、アイキャッチ画像を拝借させていただいたコチラのTBSの記事は1分もあれば読んでいただけるので、チェックしてやっていただければ幸いです。

こうした悩みや痛み、苦しみを抱えている子どもたちは今日だけ存在するわけではありません。

書くまでもない当たり前のことですが、世の中には信じられないくらいに想像力が欠けている人たちがいることも事実ですし…また本当は理解していて気づいているのに、わからないフリをして気づいていないかのように振る舞う人たちもいるのです。命さえあれば、何とかなります。

命さえあれば、何とかなります。

裏を返せば、命がなくなるともう…何もできない。

「僕の娘は、もう悩むことすらできない。考え続けるのが使命だと思っている」急逝した5歳の娘の臓器移植を決断、今も苦悩する市議会議員

生きていれば誰だって、どんなに他人からは幸せに見えたとしても…悩むことはあるでしょうし、つらいこともあるはずだし、時にはこの世界からいなくなりたい、死にたい…あるいはもっと言えば、この世界から誰かがいなくなれば良いのにとか、死んでしまえばいいのにと願うことすら、あるかもしれません。

誰かの苦しい気持ちを想像できないのは、とても悲しいことです。

こうした問題は多くの場合、例えば他にもっと何か大きな問題があるとか…時間が解決するとか…気にすることなんてないとか…そんな風に言われたところで、当事者にとっては何の意味もないことなのです。

非常に大切なことなので、何度でも言いますが…命さえあれば何とかなります。

それを体現していくこと、伝えていくことも、自分自身の役割の一つだと思って…そうやって今日も生きていきます。このところ超絶忙しすぎてブログ記事も更新できていませんが、また書いていきますし、元気にやっております。この数日間…優先対応すべきことが多すぎただけの話です。

不登校支援に関しては、今回の9月定例議会でも質問の中に組み込んでいます。それでもそれを諦めたら終わりだという理屈は承知の上で敢えて書いておきますが…誰一人取り残さないなどという極めて非現実的なスローガンを抱えておきながら、現実には放置している(たとえそうならざるを得ない理由があったとしても、その理由を生み出し受忍しているのは大人の事情)状況を許容しつづけることはできません。

取り返しのつかない事態が起こってからでは遅いのです。

もちろんこれは上にも書いたように今日だけの話ではありません。9月1日は子どもの自殺が極めて多いという事実をご存じなかった方には、知っていただいた上で子どもを気に掛けていただくキッカケにしていただければ、有難いなと思います。

子ども以外の問題についても、大切なのは想像力です。自分ごととして考えられるか否か、結局はこれに尽きるのかなと思うのです。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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