いざ六ヶ所村へ!次世代エネルギーパークの圧倒的実力に感嘆。将来を見据え我々が考えるべきことは?

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

昨日のエントリーで青森に来ている話に触れました。

連日の大移動で青森なう。高レベル放射性廃棄物の地層処分について学び、エネルギーの今後を考える。

2023-10-02

ちなみに今は、またしても羽田空港なうでして…青森での時間は24時間もなく終わり、最終便で岡山へと帰る予定でして、少し時間が空いたのでちょっとでも仕事を進めておこうと、皆さまがご飯タイムなのに一人だけパスして、パソコンを開いたところ。ま、結局のところやはり私が最も自由気ままに動いてしまうのかもしれません、てへぺろ。

つか、お昼ごはん食べ過ぎたのよね…。

大きな唐揚げ15個やで、15個!

かつて大食いクイーン、三宅智子さんと勝負した私ですが…もはや鋼鉄の胃袋を誇った(?)あの頃の自分ではないことを痛感する結果になってしまいました。年齢を重ねることを嫌がっても仕方ないなとも思いますし、今現在の自分がこれから先一番若いのだとわかっていても…ま、正直どうしても(あの頃は…)と感じてしまうことが出てきた中年オジさんなのであります。

大食い勝負でカレー飲む!この世で最も刺激的な飲み物を作ろう。

2017-09-05

昨夜は八戸市に泊まっていたのですが、今朝は早くから六ヶ所村へと移動しました。まずは日本原燃株式会社PRセンターに立ち寄って一通りレクチャーを受けたのち、センター内や実際に10,000人近くの皆さまが働いているという現地の視察をさせていただくなど、丁寧に詳しくご案内いただき、各人がそれぞれ随時疑問点を質問させていただくなど、有意義な時間を過ごさせていただきました。

ウラン濃縮工場をはじめ、皆さまがお仕事をされている現場そのものは、基本的には車内等から眺めるのみで、撮影録音の類は一切禁止されていました。立ち入りの際にも持ち物検査や金属探知機など空港さながらの、幾重にも備えられたセキュリティーチェックが必須であることなどからも、万一に備える姿勢を強く持ってくださっていることは感じられました。

自然災害への備えもそうですが、人為的な悪意等への備えはどうやってみたところで100点など有り得ず、常に不断の見直しが求められますし、場合によっては臨機応変な対応も必要となってくるはず。だからこそ、そのあたりはさらに手厚くしていっていただきたいし、現時点でも取り組んでくださっているのだろうなと感じながらも、極端な例としては(ただ決して有り得ない話ではないのが現実ですよね…)テロへの備えなどは、大変失礼ながら十分に出来ているようには見受けられなかったのも正直なところで、これは絶対に必要な姿勢だと感じましたので、胸を張ってそこにも取り組んでいただきたいなとお願いさせていただいたところです。

六ヶ所村周辺地域そして青森県は、様々な面での土地柄も関係していると思いますが、ともかく間違いなく、エネルギー問題に関して非常に先進的な考え方を持ち、実践してこられたのだという歴史の重みを感じました。原子力に限らず多くのエネルギー資源を貯蔵、活用していくための設備を備えるところから始まり…何十年にもわたって研究と実践を積み重ねてきたことが地域を発展させ、引いては国を守り暮らしを豊かにすることに繋がっているのだと、つまり、私たちもこの地域で行われている事業の恩恵に与っている部分があるのだと、圧倒的な成果や、現に取り組んでおられる姿を目の当たりにして、よく理解できました。

日本原燃PRセンターでは、原子力発電に伴うリスクをいかに抑え、安全管理に厳重に取り組んでいるのかの説明、案内が繰り返しなされ、当然のことではありますが、しっかりとリスクマネジメントに努めてくださっていることが改めて理解できました。可能な限り不測の事態に備えてくださっているわけで、その線引きをどこまで求めるかには個人差もあると考えますし、考え方や感じ方は人それぞれですが、現時点での取り組みとしては、少なくとも現場ではやれる限りのことをやってくださっているのだと思ったのが正直な所感です。

詳しい取り組みについてはこちら(日本原燃公式サイト、安全管理についてのページ)からご確認いただけます。

太陽光パネルが広大な海のように広がるエリアにも立ち寄りました。

昨日も書いた通り、今回の学びは即座に津山市に落とし込めるようなテーマではないことも明らかですが、津山市でも再生可能エネルギーは様々な場面で議論の対象になっているところです。そして改めて書くまでもないことではありますが、全ての市民、国民にとって大切なことであり、無関係ではいられないのがエネルギー問題です。

あらゆる問題は、放っておいてもなくなりません。

目を背けていてはいけないのです。何事もそうであるのと同様にエネルギー供給においても、安心・安全が守られることが最優先条件なのは当然の話ですが…リスクとベネフィットのバランスを考えつつ、費用対効果も考慮しながら、テクノロジーも日進月歩で進化していっていますし、それこそ不断の見直しを重ねながら考え続け、そして止めることなく運用していかねばならないわけです。

私たちは、電気なしでは生活できないのですから。

政治と同じように電気の問題もまた生活の問題です。理想を持つことは大切ですが…現実に運用していかねば、回していかねば、動かしていかねばならないことです。何が最もベターであるのか、その時点での最適解だと考えられる選択を積み重ねていくしかない課題ですし、そういう意味では結論など今の私に出せるはずもなく、今後も学びを重ねながら、考えていきたいと思っています。

ちなみに今回、政務活動費などは一切使っておりません。

NUMO(原子力発電環境整備機構)による学習支援事業の一環として訪問させていただいたものです。「津山市民の税金で遊びに行きやがって!」というご連絡をわざわざ頂戴いたしましたのでね。

遊びに行ったつもりはないし、そんなお金は使っていないということをハッキリ報告させていただいておきます。

津山のためを思えばこそ津山市の外にも目を向けるべきだし…どこに行こうが、どんな状況であろうが、できる限り楽しく前向きに取り組もうとするのが私のポリシー

こう見えていつも真剣、全力投球なんですぞ!

本日はこんなところで。また明日!

 

Pocket
LINEで送る

三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

コメント