投票に行かないなんて、超もったいない!!あなたの一票のお値段を考えてみませんか??

未来拓く、みうらひらくです。

まだまだ寒い一日でした…一旦入ると出たくなくなる魔法の箱から抜け出す方法、コタツムリ病の特効薬を誰か知りませんかな。
昨夜もお風呂に入らず寝てしまったじゃないか。

いや、こんなこと書いている場合ではなかった。
本日はお詫びから入らねばなりません。
昨日のエントリーの内容について、ご指摘をいただきまして…加筆修正いたしました。
みうらひらくの自己紹介的千夜一夜物語…第三夜のテーマは『政治家となって何を目指すのか』

最後の方にいいねボタン云々のくだりがあるのですが、このブログ内でいいねを押した場合でも、第三者の目に触れる可能性はゼロではないとのことです。
失礼いたしました。
その旨を追記しております。
訂正してお詫びいたします…申し訳ございませんでした。

悪いと思ったらすぐ謝ると書いた以上、しっかり謝りますYO!!
そう書いてから二日しか経っていないけどな…先が思いやられるぜ。

さて、つい先日こんな記事を読みました。
あなたの一票は、ずばり360万円!投票率が上がらないので、捨てられている一票の価値を算出してみた

一票の格差、という言葉はしばしば話題に上るので、ご存知の方も多いかと思います。
現行の制度のもとで選挙区の違いによって生じてしまう、一人ひとりが持つ一票の価値の不平等性を示す言葉です。

これは無論、憲法で法の下の平等を謳っているわが国において大きな問題です。
国政選挙が違憲状態で行われていたとの判断を最高裁が示したことで、現在もその是正をめぐり選挙自体の無効を訴える方々もおられ、様々な議論が交わされているところです。

この一票の格差問題は主に国政選挙に際し登場するキーワードです。
民主主義の根幹を揺るがしかねない、比較的スケールの大きな話ですので、なかなか実感が伴わない方も少なくないと思われますし…今日のところは置いておきましょう。
ご興味がお有りの方はとりあえず『一票の格差』でググるなりしてみてください。
夏の参院選までには書かざるを得ないテーマだと思うので、当ブログでは改めて書きます。

それでは本日の本題、一票の価値についてです。
上のリンク先記事の筆者である増沢諒さんは1988年生まれ、長野県出身。
『食べる』という誰にとっても身近な行為から政治を考えるという、非常にユニークかつ興味深い取り組みをされている食べる政治の代表としてもご活躍中。
面白い視点と発信方法で政治問題をキュレーションする能力…私がいつも勉強させていただいている方の一人です。

今年からいよいよ導入される18歳選挙権。
先日、生まれてくるのが10年早かったと発言されていた増沢さんは今年28歳。
今年38歳になる私…常々20年早かったぜと豪語していたのですが、さすがに少し恥ずかしくなりました。
テヘペロ☆
tehepero

一票の価値をお金、金額で表すことは難しく…そのためには少々乱暴な計算式にならざるを得ません。
賛否すら分かれるところかもしれませが、数字に表す試みは非常にわかりやすく…そして面白い。
相対的なデータとして見れば決して無意味ではありませんし、選挙権について考えるきっかけとなり得るものだと考えています。

昨日までの千夜一夜物語(過去エントリーを今すぐチェック!!)で語ってきた、私が熱い思いを抱くふるさと津山市では、一票の価値は一体いくらなんだ!?

津山市の未来を考える、津山市議会議員選挙における一票のお値段は果たして…??

早速チェックしていきたいと思います。
津山市以外にお住まいの皆さまも是非、予算と有権者数はネットでも簡単に手に入れられる情報ですので、居住地の一票の値段を試算してみてください!!

増沢さん考案の一票の値段計算方法は下記の通り。

一票の値段=自治体の予算×政治家の任期÷有権者数

これに津山市の数字を代入していきます。

代入って言葉使うのは、多分20年ぶり
ここで20年が出てきてもね…。

予算はザックリ480億円。(平成27年度補正予算(第3次)の概要より)
市議会議員の任期は4年。
有権者数はザックリ8万3千人。(昨年の某選挙時の数字

そうすると…

480億×4÷8万3千=231万3253(小数点以下切り捨て)という数字が出てきます。

一票の価値は231万3253円。

大事なことだから、もう一度言っておこう。

津山市の皆さん!!
あなたの一票の価値は231万3253円なり。

増沢さんの記事の中にある360万円という金額は、衆議院議員選挙の一票の値段です。
国家予算約90兆円×任期4年÷有権者数約1億人=360万円という計算式。

衆議院議員選挙と比べると、津山市議会議員選挙の一票は確かに安い。
しかし津山市の皆さまは、この231万3253円という数字をどう捉えられるでしょうか

正直、安いじゃんって感じられる方は少ないのではないかと思います。
津山市においても、市議会議員選挙で投票しないということは、これだけの価値を持つ判断を放棄しているといえるのです。

そう考えると、数分で終わる投票…せっかくなら本当に行かなきゃ、もったいない!!
こういう考え方が成り立ちます。

票を買う、売る…なんて背徳的な言葉を耳にしたことがある人も少なくはないと思います。
しかしコレは買えんわ。
いや、もちろん買収関連はダメ!!絶対!!ですけど。
津山市議会議員選挙でさえ、1000票程度は獲得しないと受からないと言われているわけです。

仮にこの金額でそれだけの票を買おうとすれば…
(いけませんよ、やってはいけないことに関わっては)

に…23億1325万3千円…だと?

 

…ムリ!!絶対!!

 

さぁ皆さま、一票の価値をご理解いただけたでしょうか?
あなたがお住まいの自治体の一票はいくらだったでしょう。

投票率の向上のために、今後も頑張ってまいります!!
面白アイデア常時募集中。

アイデア、ご意見やご感想はこちらから

それでは今日はこんなところで。
また明日!!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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