毒まんじゅうこわい。ひらくマサポーターズの収支報告書を提出しに行ってきた《後編》

未来拓く、みうらひらくです。

ひらくマサポーターズの収支報告書提出物語も終盤。

前編。

中編。

何で公開するのってお声もいただきましたが…政治とカネの問題は大問題。

残念ながらどの業界でも、悪いことを考えて実行してしまう人間は出てくるものです。

だからこそ”限りなく透明に近いマネー”が求められる。

要するに、政治資金の収支はしっかりと公開するべきだってこと。

透明性が保たれることは結果として、業界の発展に繋がります。

ちなみに岡山県では毎年11月末に公式サイトにて、県内政治団体の前年の収支報告書を公開しています。

それがコチラ。

岡山県だけではなく、慣例として全国的に11月末に公表しているようです。

気になるあの人やこの人の政治団体の収支報告をチェックしてみるのも、面白いかもYO!!

収支報告書公開を受け、その筋の人がチェックすることで…様々な問題が浮き彫りになったケースは実際に多々あるようですしね。

収支報告書再掲。

DSCN6195

まず収入。

163万93円。

これズバリ自己資金です。

自己資金であれ、寄付という形を取る必要があります。

正直、面倒ですが…線引きを徹底することは実は非常に大切です。

政治資金を随時個人の財布から出し入れすることは、意図せずとも資金の流れを不透明にすることとなるからです。

つまり、不正を行っているのではないかと疑念を抱かれる可能性が高まります。

実質的に出処が同じであったとしても、収支報告書に記載することには大きな意義があるのです。

ひらくマサポーターズの場合、私個人からの寄付は年間1千万円まで可能。

仮に私がお金持ちであったとしても、個人として年間1千万円を超える政治資金をひらくマサポーターズに費やすことは制度上、できないということです。

寄付できる金額にも制限があったり…細かく定められています。

政治活動において金銭が強い影響力を持つことに一定のブレーキを掛ける役割を期待されての制限だと考えられます。

その趣旨を理解し、尊重する意味でも…しっかりと線引きをして、政治活動に関しての収入と支出はもれなく公開していくべきだと、強く主張します。

現役で活動している政治団体であれば、収支がゼロというのは私にはいかにも不自然に映ります。

議員には政務活動費という別枠もあります。

金額の多寡で活動内容の充実度が計れるものではありませんが、その範囲で収まるだけの活動しかしていないとすれば、それはそれで違和感を覚えるのも正直な感想です。

真面目に活動しながら収支ゼロでやっていくのは相当厳しいと思うから。

コレはやってみたら、誰にでもわかることです。

ゼロでどうやってやり繰りするのか…家計も楽ではないので、是非ご教授いただきたいところです。

いや、マジでおかしいと思う。

DSCN6196

合計928,957円の支出部分について。

備品・消耗品費272,452円。
PC買ったのがデカい。
あと、ガソリン代もココに入れています。
自家用車なので半分程度を算入。
政治活動しなくても車は使うはずなので、保険代やタイヤ代等は含めていません。

事務所費62,699円。
電話代、モバイルルーターの使用代等です。

組織活動費63,174円。
飲食費等。
渉外費ということで一括計上。

機関誌の発行その他の事業費510,202円。
物議を醸したリーフレットの印刷代と看板代、諸々のデザイン代。
広告費ということで一括計上。

調査研究費が20,430円。
有料セミナー参加代、コピー代等。

1件あたり5万円以下の領収書は添付不要。

ぶっちゃけ、ごまかそうと思えばごまかせる仕組み。

出す側にどれだけやる気があるかってことだと思います。

では本日はこんなところで。

また明日!!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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