未来拓く、みうらひらくです。
サグラダ・ファミリア…言わずと知れたスペインの至宝である贖罪教会。
世界遺産(の一部、しかも建築中の建物全体の一部分のみ)でありながら、設計者アントニ・ガウディ没後90年を迎える今もなお完成していないという…何かもう色々スゴ過ぎて”へぇ〜”の嵐になっちゃう建造物です。ガウディ没後100年を迎える2026年に完成予定だとか。
津山城をサグラダ・ファミリアのように時間をかけて再建していってはどうかという提案をさせていただいた昨日のエントリー。本日はその続きです。
天守閣再建自体に関しても、賛否両論あります。私自身、基本的には反対でした。先日のタウンミーティング津山でも、参加者の意見は賛成反対真っ二つ。
ですが実は、建設そのものに反対している人は多くないのではないでしょうか。
朝起きたら天守閣が建っていた…許せん!!って方は少ないのではってこと。
財源として、公金が投入されることを危惧しているという方が大部分なのでは…と考えています。
私自身がそうでしたから。
それならばシンプルに、公金投入抜きに進めていけば良いだけの話なのです!!
実際、あのサグラダ・ファミリアでさえ…建物の性格上、建築費用は寄付と観光収入で賄っているそうです。
できる範囲で、やれることをする。
このスタンスには共鳴できます。何よりも無理がない。ただし中途半端に終わってしまうくらいなら、やらない方が良いのは間違いありません。
断じてしまえば、生活に必要不可欠なものではない津山城の再建計画。
だって現に、ずっとないじゃん。
必要不可欠でないものを再建、創造しようという話です。それには市民の理解は金銭面以外でも、それこそ必要不可欠です。
仮に再建するという話になったとしても、その規模や方法等…様々な意見が出るであろうことは自明。
まぁ色々と絡んで揉めるだろうな。
しかし…より多くの人の意見や発想が集まれば、中にはとんでもなく光る面白いアイデアがきっとある!!何事もまずはアイデアを共有し、ブラッシュアップしていくことがスタートとも言えます。
衣食住が最低限満足いく水準に達してはじめて、生活に潤いを持たせるための文化的な面への投資が可能になります。ライフスタイルに合わせて、各人が無理のない範囲で、様々な形でそこに貢献・協力していけば良いだけのことです。
タウンミーティング津山でも、選挙挑戦時にも…私がずっと言い続けていることの一つ。
”津山市”というまちの名を、全国に轟かせたいのです。
恐らく全国的にも同様の取り組みは例がないであろう、この計画が実現すれば…津山市に興味を持ってもらう”取っ掛かり”には十分なりうるのではないでしょうか。
あるのかな…ご存知の方おられましたら、教えてやってください。
工期が長くなることで、通常のケースとはむしろ逆に…津山城への思い入れがある人間が増えると見込めます。完成までの過程が長くなればなるほど、そうした人間が増えていくことが期待されます。
結果、完成までのスピードはある時期から加速度的に上がっていく…ってのは期待し過ぎかもしれませんが、盛り上げていくことは可能だと思うのです!!現段階では思いつきもいいところですので…建築関係の方をはじめ、各方面の専門知識を持った方々からのご意見をいただけると幸いです。
実際に計画を進めていくとして、どんな困難が想定されるか…それすら未知数。
けれども一つひとつ解決していくことができれば、この物語の実現は夢ではなくなります!!
妄想はとどまるところを知りませんが…本日はこのあたりで。もう一日だけ、この話を引っ張らせてください。それではまた明日!!