未来拓く、みうらひらくです。
昔々あるところに、それはそれは素直で可愛い男の子がおったそうな。

男の子はたいそう好奇心旺盛じゃった。
父親に向かって「お父さんの知っていることは、全〜部僕に教えてね!!」と可愛く言ったそうじゃ。
…全く記憶にございません。

俺はドコで道を踏み外したのだ…。
人間なかなか”今日から俺は”的に変身できるわけではありません。
ジョジョに奇妙な方向に足を踏み入れていったのでしょう…。
素直というのは子どもの場合は特に諸刃の剣ですが…余計な先入観に縛られない分、覚えは良かったようです。
脳がしっかり働くということもあるでしょうが…ひねくれてしまったことを悔やんでも仕方ないので、今からでも素直であるべく頑張らねばな!!

ここのところ規制緩和を連呼しているもので…無責任なこと言うもんじゃない的ニュアンスのアドバイスを頂戴することが少なくありません。
しかし…誰かが書いたことを読んで、判断するのは読み手自身。
当ブログでも繰り返し述べてきていますが、情報が溢れまくっている現代だからこそ…その情報が誰かのフィルターを通して発信されたものであることを決して忘れてはなりません。
自分自身が発信者である際にも、それは同様です。
昨日書いたように、全てはポジショントークであると言えますし…自分自身の判断も含め、疑問を持つことなく全てを受け容れる姿勢は危険です。
その危険性を理解せず、何もかも鵜呑みにすることは…時として非常に悪い結果をもたらしかねません。
”無能な働き者は処刑するしかない”とかって言葉もあります…けど、アレは少し違うか?
怠惰を理由とした無知はタチが悪いとも言えるでしょうし…人に迷惑を与えかねないという意味では、同じことかもしれません。

規制緩和を進めること≒選択肢を増やすこと≒リスクを増やすこと。
それは確かです。
多くの選択肢の中から選ぶ自由を手にする代わりに、ある程度のリスクを背負うことは当然といえば当然。
うまい話などない、美味しい話には裏があるなどといった警察の標語めいたスローガンを引くまでもなく…何事においてもリスクの存在を考慮することは、もはや当然のことです。
国が推奨しているから。
政府がそういう方向性だから。
それを理由に思考停止することが良い結果を生まないことは、例えば年金問題などを思い浮かべれば明白。
これから先は今まで以上に…自分自身の頭で考え、判断していくことが必要になるでしょう。
誰かが良いと言ったからではなく…自分自身で確かめるべきなのです。
どれだけ気心が知れた相手でも…その相手にとってのベストが、自分にとってのベストであるとは限らないのですから。
当たり前のことですが、その重要性は忘れずにいたいものです。

このところ規制緩和に関する報道はいくつも出ています。
一つは規制緩和ならぬ規制強化じゃんって話ですが。
専売制の名残かもしれませんが、お酒の値付けには昔から違和感があります。
観光ガイドや自動運転タクシーに関しては、リスクを勘案した上で利用者側が判断すれば良い話です。
業界が反発するのは、どの世界でも同じこと。
以前少し触れた民泊もそうですが、求めるものと支払う対価とのバランスで決めれば良いだけ。
契約内容の一部として、当然のこととしてリスクも含めて考えるべきなのです。
無論最低限の規制は必要だと考えますが、基本的に法は自由競争を阻害しない範囲でのルールに止めるべきでしょう。
それでは本日はこんなところで。
また明日!!