未来拓く、みうらひらくです。
世の中はイメージで回っている。
そんなことない!!と言いたい気持ちはわかる。
だけどやっぱり、イメージは重要。
時にそれは、中身よりも大切であることすらある。
だからって中身がどうでも良いって話になったら、オシマイ。

先日、高齢者の運転による事故が多いってことに少し触れました。
実際、このところの報道でそう感じていた人は多かったようですし…別にこのところじゃなくても、そう思っている人は多いだろう。
ま、そう感じる俺の思いすら…イメージに基づいているわけだ。
何のデータもない。
自身の回りの人、何人かが言っていれば…「皆が言っていた!!」となり、「だからきっとそう思っている人は多いはず!!」となるわけです。

だからって、データに基づく話をすれば良いってものじゃない。
当然ながら全てのデータは、100パーセント信頼できるものじゃない。
どんなデータにも例外は存在する。
そもそも人の手を経てきた以上、客観性を疑うことも必要であり…一つのデータから全ての面を把握することには無理が生じると言えるでしょう。
それでも、裏打ちなきイメージのみで構成された話よりはマシってこと。
イメージのみで話しているのでは、結局のところ…好きか嫌いかの議論をしているのと変わりなかったりします。

前置きが長くなった。
高齢ドライバーの事故は20代より少ない 意外と知らないデータの真実
こういう見方もあります。
簡単な話じゃない。
いやいや、自動運転にすれば解決するじゃんって声も多数。
子どもの頃見た漫画の世界。
でもきっと、そうなるのでしょうね…近い将来。
ただ、そうなるまでの期間はそんなに短くない。
何事も過渡期に混乱があるのは当然だが、そこに人命が関わる以上…今現在目の前にある問題を無視するわけにはいかないでしょう。
高齢者。
今は65歳以上の人だよね。
その言葉が持つ意味すら、変わっていく。
ってか、間違いなく変わってきている。
世の中が高齢者ばっかりになったら、それはもはや高齢者ではないと判断される場面も出てくるでしょう。
実際、出てきているわけだし。
でも実際に年寄りなんだぜ??
どうすんの??
絶対的な高齢者だけど、相対的には高齢者じゃない。
そんな時代は、もう来ているんじゃないのかしら。

もはや高齢者に分類される母親から、運転に気を付けなと言われました。
心配してくれる人がいるのは有難いことです。
でも、もはやコッチの方が心配だったりするわけです。
誰だっていつまでも若くはない。
彼女自身、バリバリに運転している。
その父親が先日も触れた92歳の祖父。
祖父は岡山、母は京都、私は津山。
それぞれかなり離れた場所で暮らしていますので…車を運転せざるを得ないのが現実。
データはありませんが、田舎では車の運転をしないと生活が立ち行かなくなる人は非常に多い”はず”です!!

良かった、オービス引っ掛かってなくて。
結局、運転には気を付けましょうという人権週間じゃなくて交通安全週間に書くべき内容的エントリーになっちゃった。
それでは本日はこんなところで。
また明日!!