未来拓く、みうらひらくです。
ルールを無視するからには覚悟が必要、みうらひらくです。
当ブログでも取り上げた熊本市議会議員の議場への赤ちゃん連れ込み問題は、大きな議論を呼び…海外でも取り上げられるほどのニュースになった。ご本人が赤裸々に今回の経緯や思いを話されたインタビュー記事も出ている。
乳児連れ議場に 日本の市議会議員の行動が議論呼ぶ(英BBC)
“子連れ市議”緒方夕佳さん激白「あの日の行動はまったく後悔していません」 渦中の熊本市議が、すべての疑問と批判に答える
物事の見方や感じ方は立ち位置によって変わる。だからこそ、世の中には様々なルールがある。常識でわかるでしょ…って話でも、あなたの常識は誰かの非常識かもしれない。ルールを守らないのはNGなのだ。
以下、インタビュー記事より抜粋。
議会事務局は「赤ちゃんは傍聴人である」と解釈
―― 熊本市議会の会議規則には「本会議中はいかなる理由があっても議員以外は議場に入ることができない」と定められていると報じられています。ルールを作る側である議員が、決められた規則に従わないのはおかしいという批判もありました。
緒方 これは報道に不正確な部分があって、実は「破ったルール」なるものは存在しないんです。もちろん、私もこういう行動をするからに会議規則はしっかり読み込んでいます。会議規則には、ご指摘のような点は一切書かれていません。議場には記者さんや市役所の職員のように議員以外の人間もおりますから。
後から事務局が主張したのは、熊本市議会の傍聴規則の中に「傍聴人は、会議中いかなる事由があっても議場に入ることはできない」との規定があって、事務局の解釈としては「赤ちゃんは傍聴人である」と。個人的には賛同しかねる解釈です。
もはやギャグでは?
一休さん並みのトンチ合戦である。しかしこの種の議論は多くの場合、結局こーゆー話になる。例えば裁判が良い例だ。倫理的にどうなの、常識的に何それと言った話でも、法律などのルールが整っていない場合は驚くような判決が出ることもある。
彼女の主張が支離滅裂だとは思わない。通すべき手順を無視したのは事実。もちろん100点の攻め方ではないが、攻めないと遅々として何も進まないのだ。
赤ちゃんを傍聴人として認めるに足る根拠がある?
議会の傍聴には何度も行っているが、あまりにも優しくない。フレンドリーさのかけらもないのだ。
政治に興味を持ってほしいなどと上段から言う前に、もっと先にやるべきことがあるはずだろ!
本日はこんなところで。また明日!