未来拓く、みうらひらくです。
オッサンと呼ばれることへの抵抗が捨てきれない39歳、みうらひらくです。
自分で言うのはアリでも、人に言われるとイヤな表現があるものだ。俺自身もまた気を付けていかねばならない。
俺が津山市長選挙に絡んでいった目的、もっと言うとブログを書くのも…そもそも政治を志すのも、より多くの人に政治や選挙に興味を持ってもらいたいからである。簡単に言うと、大事なことを、わかりやすく面白く伝えようって意図である。
津山市長選挙は結局、毎度おなじみの選挙関係当事者のみが勝手に盛り上がり…選挙や政治に興味ない人間を巻き込んで津山全体でお祭り騒ぎとなるところまでは全然持っていけなかった。
津山市全体に関係あったのに…だ。
それどころか…全く同じタイマン勝負が繰り広げられた4年前より、投票率は下がってしまった(今回55.81%、前回56.79%)。当然だ。新しく選挙権を手にした18歳、19歳の若者が興味を持てるような戦いではなかったのは明らかであった。
ジーサンとオッサンの戦い。
表現は悪いかも知れないが、これは実際に俺が直接話した大学生たちの言である。市長選挙なんて別世界の話だと言っていた彼らは、現状を変える手段として既得権益の塊のような世界である政治という選択肢を取ることはコスパが悪いと言っていた。みずからの周囲を変えるのであれば、自分自身の努力によって、範囲は小さくとも自分自身の力で変えていきたい…と、そういう主旨を語ってくれたのだ。
いや、選挙はその集合体なのだ。
彼らにとって俺自身もまたオッサンであることを指摘されはしないかとビクビクしながら言いかけた言葉を飲み込み、俺は黙って話を聞いていた。
残念だが、そう感じるのは仕方がない。今回もまた…そんな選挙だった。
選挙のやり方を変えていかない限り…若者たちが政治に希望を持つことなど有り得ない。投票率の向上も夢のまた夢である。だが俺は決して諦めはしない。
そこを諦めたら津山終了だからだ。
ところで津山がこんな状態であるにもかかわらず、投票率を大幅に向上させた選挙がある。
それが鏡野町で密かに行われていた、世界一進んだ選挙だ。
鏡野町の春夏秋冬の魅力を凝縮させた、年4回発行する観光案内季刊パンフレット。その表紙を選挙…投票で決めちゃおうという試みだ!
某アイドルグループもビックリ(?)のミニ選挙だが、何と世界中の誰でも投票することができる。有権者数は…
35億?
どころじゃない。理論上膨大な人数の投票が可能だ。まぁ冗談は程々にして…以前のエントリーで案内したこの選挙の投票結果を発表しよう。投票総数は293票(無効6)!
津山市長選挙の投票総数46,603票(無効325、持ち帰り1)と比べると淋しい数字だが、そうでもない。前回同様の試みをした際の投票総数は154票だった。
実に190%の投票数アップ、凄い!
これは皆さまが興味を持ってくださったおかげである。
総数は少ないけど。
心より感謝申し上げます。
あなたの応援していたあの候補は…果たして何位になっているのだ?栄えあるグランプリ、今号の実際の表紙となるのは一体どの候補なのだ?
誰だ…どの候補なんだ?
岩井滝か。
白賀渓谷か。
うたたねの里か。
もう引っ張りませんYO〜!
ズバリ1位は…”うたたねの里候補”でした!
そして2位は岩井滝候補!
Twitterで圧倒的に支持されましたが、結果は101票と僅か3票の差で涙を飲む結果に。しかしこの候補は次号となる夏の選挙にも出馬する方向で調整中だとか。
3位に沈みましたが、白賀渓谷(シラカケイコク)候補も88票を獲得し健闘!
こんな感じの結果でした。
ご投票いただいた皆さま、拡散にご協力いただいた皆さま、本当に有難うございました!
今後も鏡野町ではこうした試みを継続していく予定です。春夏秋冬、年4回発行のパンフレットの顔となる表紙を決めるKAGAMINO ELECTIONの次回開催時期は未定ですが、決まり次第告知させていただきます。
立候補をお考えのお写真等をお持ちの方は、推薦いただいても構いません!候補に選ばれるかどうかは基本的にはお任せいただきますが…自薦他薦は自由です。”健康の町かがみの”を盛り上げるために、アナタのお力添えが必要なのです!季刊パンフレット2018年春号は2月末に完成予定です。鏡野町役場や各振興センター、町内の主な観光施設など各所に設置されます。是非ご覧くださいね!
本日はこんなところで。また明日!