未来拓く、みうらひらくです。
諦めが悪いので往生際も悪いだろう俺、みうらひらくです。
昨日のエントリーで紹介した岡山市議会のトンデモルール。有り得ない状況が28年間も放置されてきた事実は、岡山の恥として全国に絶賛拡散中ですが…事ここに至り、制度を廃止する方向のようです。
”公開請求がまれだったため、放置されてきた”らしいのですが…公開請求あった時点で気付くでしょ、普通。実際は”突っ込まれることがなかったため、放置してきた”というのが正しい説明だと思われます。
この例からもわかるように、突っ込みを入れることは非常に意義深い大切なことなのです。間違っていること、正すべきことをスルーせず…声を大にして突っ込む。
それは相当なエネルギーが必要な行為ですが…誰かがやらなくてはならない。さもないと今回のケースのように28年間放置などという、とんでもなく恥ずかしい結果が生まれるのです。
で、本来それは議員さんたちの仕事でしょ?
突っ込むべき立場の人間が、突っ込むどころか…突っ込まれた際に自分たちの身を守ることしか考えていないってのは何なんだって話。誰だって自分の身が可愛いのは当たり前です。政治家であろうと自己保身に走る気持ちは理解できます。
ですが私は、本来果たすべき職務を放棄してまで自身の身を守らないといけないような状況に陥っている時点で、職を辞すべきだと考えているのです。それ以外は別に良いと思う。
いかに個人的なスキャンダルで叩かれていようとも…本来果たすべき職務を果たせているのであれば何ら問題ないと考えております。彼らも政治家である前に人間です。個人として叩かれること自体は当然だと思ったとしても、それで政治家…いわば公人としての価値が下がるとは俺はあまり感じないのが正直なところ。
だからこそ私は、殺すぞ発言後も今村岳司元西宮市長を尊敬し続けています。
今村市長はそういう選択をされませんでしたが、政治家は最終的に民意によって選ばれるもの。判断するのは有権者です。市民の代表に相応しくないと判断されれば次回選挙で落選するだけのことですし、場合によってはリコールされるということも有り得るでしょう。
政治家は有権者の判断により、政治家たるものだと考えています。
政治家を名乗るのは自由でしょうが…選挙に勝たなくては、選ばれなくては意味がないということです。選ばれないということはすなわち、求められていないということなのです。自虐過ぎて書いていて清々しいYO!
それはともかく…辞める時まで有権者の判断を待たなくても良いんじゃないかと思うわけです。
期待されている役割を投げ出して辞めてしまうのはどーかと思いますが…明らかに期待されていないことがわかった時、むしろ辞めることを期待されていることがわかった時には、サッサと退場されるという選択肢もあるのではないでしょうか?
繰り返しになりますが、もう一回書いておきます。
本来果たすべき職務を放棄してまで保身に走らざるを得ないような状況に陥っている時点で、政治家は職を辞すべき!それが政治家に望まれる、引き際のタイミングじゃないでしょうか?
それでは本日はこんなところで。また明日!