未来拓く、みうらひらくです。
今月誕生月だったことを今日思い出した、みうらひらくです。
選挙運動中にも”不惑の40歳”などとよく言っていましたが…もうすぐに41歳になってしまう!

今年は本厄にあたります。既に厄払いには行ってきております。
そのおかげがあったのか田舎否か…先日の選挙でも無事に当選することができました。今月から津山市議会議員として、津山市民の生活を少しでも豊かにしていくため政治の現場で働くという責に当たらせていただいております。
しかし政治への津山市民の関心は薄い。
俺の髪の毛の薄さと良い勝負…かどうかは置いておいて。

投票率と髪の毛の状況を考えた時どちらが上なのか?
髪の毛の総量が全盛期を100%と考えた際に今回の津山市議会議員選挙の投票率53.71%を下回っているのかどうかは判断が非常に難しいところです。
超どうでも良い話だったのに引っ張ってしまった。
ともかく市民の皆さまの政治への関心が薄い事実は、低い投票率にも如実に表れております。誰ももはや政治に期待せず…希望を持っていません。
興味すらないのが現状なのです。

だからこそ私はそうした現状を変える必要性を訴えてきました。
何をやっているのかわからないような議会など不要で、何をしているのかを伝えられないような議員などいない方が地域のためなのです。
嘘つきは泥棒の始まりという言葉をもじった、嘘つきは政治家の始まりなどという言葉もあるようです。
市民の声を聞く…これは全議員が口を揃えて言うことです。
俺は誰の言うことも聞かず、俺のやりたいようにやると主張するような議員は津山市議会には存在しません。

しかし!
本当に市民の声を聞いているのでしょうか?
例えば津山市議会の議員定数の問題があります。
個人的には削減すべきだという声が多い気がしており、同規模の自治体と比較した際に28名という定数は多過ぎるという意見も聞きます。
しかし、先だって話した議員さんの中には「市民の声として減らすべきではないという声が届いてきている。」と言われた方がおられました。それに対して「いや、私の周囲の市民は減らすべきだと言っている。」と応戦した議員さんもおられました。
これはそれぞれが嘘をついているわけでないならば、どちらも正しい。

10万人を超える津山市民の中には様々な声があるハズです。常々書いてきているように答えが白か黒かの二択とは限りません。
ただ議会を維持する限り、議員定数は増やすか減らすか現状維持かの三択しかないのも現実です。
市民の声を聞く…いくら政治家が聞こえの良い表現でそう言ってみたところで。
実際は一部の市民、つまり支持者の声を聞いているだけのことなのです!
もちろんこれは私自身に関しても同じことです。

直接顔を合わせて話したり、メールやSNSなどで政治的な意見などをくれる人たちの大多数は私を応援してくださっている方です。
市民全員の声を聞くことなど政治家一個人に出来るはずがありません。
それは仕組み的にも難しいですし、そもそも10万人規模のまちである以上…全ての人の声を聞くなどということは物理的に不可能だからです。
だからこそ、議会には多様性が求められます。
様々な世代、様々な属性の方々が参加し…それぞれの繋がりなどで集めた声や意見を集合させて議論を進める。
それでこそ、議会は議会の役割を果たせるのです。

支援者の意向、あるいは自分自身の考え方等を重視し固執し過ぎるがあまり…異なる見解を理解しようとせず、目と耳を塞いでしまう。
これでは本当に津山市の未来を見据えた施策を進めていけるはずがありません。
先日書いたエントリーに対して、本日お会いした私を支持してくださっている方からこんな声が届きました。




最後の方は声が消え入りそうになりましたが…これを読んでくださっている先輩方。
そうですよね?

三浦の支援者の声だろ、知ったこっちゃねーわ…そう切り捨てるのも自由ですし、簡単です。
しかしこれは、大多数の市民の素直な声を代弁していると考えても良いのではないでしょうか?
もはや市議会の一員となった私自身にとっても耳が痛いことですが…有権者のほぼ2人に1人は投票に行っていません。
津山市議会議員が地元のためにしっかりと仕事をしてくれると感じているなら、こんな現状ではないハズ。
我々がまずなすべきは、現実に向き合うことではないでしょうか?

本日はこんなところで。また明日!