未来拓く、みうらひらくです。
最近LGBT講演会ネタを積極的に発信し続けているので、そちら側の世界の住人になったのかという問い合わせをチョイチョイいただいている、みうらひらくです。
当ブログでも散々アピってきた気がするが、改めて無駄に言っておくと俺自身はどストレート(異性愛者)だ。
男性と女性と両方が性的指向の対象であったなら、世の中楽しいだろうな〜と妄想したことはあったが…当事者に話を聞くと、そう単純な話でもないらしい。
俺自身は比較的以前からLGBT層の人たちについて興味があった。ゆえにそれなりに情報を持っていた。その弊害で当たり前のように考えていた部分があったのだが…実際はやはり、まだまだ理解されていないと感じられる現状である。
LGBTと書いても、そもそも何て読めば良いのかわからない人も多かった。
エル、ジー、ビー、ティー。アルファベットをそのまま読めば良いだけの話だが、知らない人が最初はわからないのは当然。チラシにエル、ジー、ビー、ティーのふり仮名を付けたのは大正解で良い仕事だった。
しかし、これは俺の手柄ではないがなッ!LGBTはLesbian(レズビアン・女性同性愛者)、Gay(ゲイ・男性同性愛者)、Bisexual(バイセクシャル・両性愛者)、Transgender(トランスジェンダー・性同一性障害など心の性と体の性が一致しない人のこと)の頭文字から取った総称。
一定の年齢以上の人にとって、単なる国語辞典の枠を超越して百科事典の役割すら担っている広辞苑(岩波書店)。スマホ世代にとってのGoogle以上の権威とも言える広辞苑ですら、LGBTについては誤った情報を掲載してしまう。
広辞苑、誤り指摘受け「LGBT」の説明を訂正 新しい解説文は?
LGBと異なりT、つまりトランスジェンダーとは性的指向ではなく、性自認の話である。対義語としてはシスジェンダーという言葉があり、俺自身も含めた多くのシスジェンダーが圧倒的多数派であるからこそ、社会では理解されずにきたという経緯がある。
ところで…こーした話をテキストで読むと、ぶっちゃけ難しくないか?
俺の文章力だけが問題ではあるまい!
俺も今まで、本だのレポートだのネットの情報だの、この分野の色んな情報に触れてきた。興味があって調べてみても、実際に直感的には理解できるものではないことも手伝って、簡単にはいかないのだ。専門用語っぽい知らない単語がたくさん出てくると、難しいのは当然だ。
これは何事にも言えるが…どんな書籍を読もうとも、当事者から直接聞く言葉ほどスッと入ってくるものは少ない。
昨日、中学生なら参加は問題ないという話を書いたが、竹内さんご本人は小学生高学年の児童が理解できるような表現で話すように努めるとおっしゃってくれている。
本講演会への参加は小さなお子さん連れでも構わない。小学生以下は参加費無料である。
大人の皆さんにとっては、これ以上わかりやすくLGBTについての知識を得られる機会はきっとないと思う。
上記エントリーにも書いたが、他にも楽しみが満載の企画。
わかりやすくて、楽しい。
これが一番じゃない?
そういう講演会にするべく努めます。そういうことを政治の世界でやりたくて政治家を志したわけですから。
本日はこんなところで。また明日!