未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
昨日は桜の名所として名高い鶴山公園(津山城跡)にほど近い場所にある津山市観光センターの会議室で合コン。
もとい、作戦会議。
地域の観光を盛り上げるため…岡山県北部の大きな財産である3つの温泉(湯郷温泉・湯原温泉・奥津温泉)の女将さんをはじめ、JRや観光振興の最前線で動いている有志の皆さまのミーティングに参加させていただきました。
議会には委員会というものがあります。津山市議会にも総務文教・厚生・産業・建設水道の4つの常任委員会があり、28名の議員は全員いずれかの委員会に所属しております。
選挙後の臨時議会で議長・副議長や所属委員会などが決定されたわけですが…私は第1希望の産業委員会ではなく、第三希望の厚生委員会所属に落ち着きました。
残念でなかったと言えば嘘になりますが、産業委員会を希望した理由は観光協会スタッフとして地域の観光振興に努めてきた経験と実績、ネットワークや知識を最も即戦力として反映させられると考えたからです。
しかし実際は委員会業務でそうした実務的なシーンが出てくることは、少なくとも現段階では極めて少ないように思われます。
そういう意味でも、結果的には子どもたちの未来に資するテーマなどに子育て世代議員として当事者意識を持って取り組むことができる厚生委員会所属になれて良かったと感じていることは何度か書いてきた通りです。
そもそも喜んでもらえること…簡単に言えばおもてなし好きエンターテイナーな私。
そして外部から人を呼んでくることは地域発展のためには必要不可欠だと考えるゆえに、今でもかつての職場であった鏡野町の観光に絡む面々と連絡を取り…鏡野町の移住定住・観光案内などの業務を請け負っている一般社団法人カガミノミライ(何しろ私は法人名の名付け親でもあるしな!)の企画に参加したりしているところです。
しかし昨日は市議会議員としてではなく、あくまでもみうらひらく個人の活動として参加させていただきました。
何しろ有志の会ですから!
議員などいない方が話がサクサク進むことが多いのが現実です。
何しろ、多くの議員や政治家…そして行政の方々の腰は重い!
そもそも何かをやろうとするとき…やらない理由はいくらでも転がっていますが、彼ら(私も当事者ですが)の腰を重くするのは失敗への恐怖です。私は行政職員や政治家・議員に対して…失敗を許さないという風潮が強過ぎると感じております。それでいて行政は冒険しないという批判も多いわけです。
冒険できなくしているのは誰だよ?
こうした空気も変えていきたいのです。
目的を達成するためには何をすべきか…突き詰めればそれだけのことであっても、実際に行動する人ばかりではありません。それはきっとリスクを取らず、批判だけしている方がはるかに簡単だからでしょう。
当事者として現場の最前線で真剣に現実に向かい合い、みずからがプレイヤーとして課題解決のために動いている人たちの熱量は圧倒的で、話にも説得力があるものです。
ただ当事者だけが集って話をしていると…ともすれば陥りがちなのが自分たちの思いの強さゆえに、周囲が見えなくなってしまうこと。
私自身が非常によくハマってしまう罠なのですが…”こんなに良いことを言っているんだよ…ほら、素晴らしいでしょ?”とか”これはこういった理由で間違っている!ほら、明らかでしょう?”といった押し付けは逆効果に繋がります。
自分自身が正しいと思っていること、間違っていないと信じること、その道をひたすら真っ直ぐに進むことが、実は目的達成から遠のいているようなケースも、場合によってはあるのではないか?
そうした深い話まで、尊敬できる方々と交わすことができた貴重な時間となりました。たとえ見解が異なったとしても言いたいことを冷静に言い合える仲間というのは、非常に有難いものだなと改めて実感。
自治体行政に近い現場に身を置いていると、どうしても感覚的に民間で仕事をしていた頃と変化してしまいそうになる部分があります。だからこそ、こうしてブログで考え方なども含めて日々情報発信をしていくことには意義があります。チェックしてやってください!
政治家・議員は言動に、自分自身で責任を負わなくてはならないと考えております。
視野を広く持っているつもりで考えていたことを、実は自分自身も狭い範囲でしか考えられていなかったことに気づけた有意義な会でした。
三浦ひらくの進むべき道の決定は私自身の責任においていたしますが…どなた様からでも、いつでもアドバイス、ご意見を承ります。
観光の当事者の方々との会合に参加させていただいておいて何ですが…ハッキリ言って観光も一つの手段です。政治も手段の一つです。
私たちが日々、精一杯頑張って暮らしているのは、それぞれの思い描く幸せに近づく…あるいはその維持のため。
観光も…政治も…地域の多くの人の暮らしにポジティブな影響を与えることができる、大きな可能性に満ちた手段であることは間違いありません。
だからこそ、今後も本気で取り組んでまいります!
ちなみに昨日採択された(?)大きな方向性を一つ示しておくと…美作三湯へのアクセスの中心としてハブ的役割を津山駅・津山市が担っていくという指針のもと、それぞれ課題解決しながら実効性・即時性のある手段で、とりあえず何かを(そこは候補ありつつ現時点では未定なんですけども)始めてみようということ。
楽しみだ!
口先だけではない広域連携が必要なこの構想の実現は、人口減少確実な未来を見据えたときに大切なことだと思います。
本日はこんなところで。また明日!