何も言えねぇ。沈黙は金なの?非常時話さぬ者が安心安全を語る。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

既に報道などで多くの方がご存知でしょうが…17日夕刻、津山市で水道管が破裂。これにより一時は約10,300世帯に断水や赤水(濁った水)が出るなどのトラブルが生じたようです。夕食の準備やお風呂の時間帯と重なった方々もおられたはずで、多くの津山市民に大きな影響があったことは確実な案件です。

現在全てのトラブルが解決しているはずですが、先日41歳になったばかりの私よりも年上の水道管が破裂したとのことでした。

耐用年数を過ぎた水道管が放置されている問題は、全国的に様々な自治体で見聞きする話。耐震化が現在の基準に見合わない建物が放置されている問題とも少し構造が似ています。

ヤバいのはわかっているけど…ってこと。

画像引用元(この画像は今回の津山市のケースとは無関係)

そう言えば昨夏に東京都北区でも水道管破損トラブルが起きていました。当時北区から選出された東京都議会議員だったあたらしい党・党首である音喜多駿さんがブログに書いておられたのを思い出しました。

水道管の破損で商店街が水没。東京都水道・その老朽化の実態は?

この当時ブログを拝読した私自身の正直な気持ちは、北区も大変だったなぁ…程度のものでした。その時まさしく平成30年7月豪雨(西日本豪雨)の最中にいた私にとっては眼前の天災への備えと対応の方が大問題であったのです。

対岸の火事。

お恥ずかしい話ですがそれが当時の私の心情を言い表すには適当な言葉だったかもしれません。しかしこの水道管破損事故は決して他人事ではなかったということ…誰にとっても関係がある、起こりうる事件であるということが今回ハッキリしました。

水道が通っている場所で暮らしているのであれば、そのインフラは政治の影響下にあります。

生活にこれ以上ないほど密着した水道というライフライン。暮らしを守っていくために非常に大きな役割を担っていることは言うまでもありません。

もし、水が出なくなったら?

もし、電気が止まったら?

もし、ガスが使えなくなったら?

もしもを考えて備えておくことの大切さは歴史を振り返れば明らかです。

今回は約40,000世帯が暮らす津山市のおよそ4分の1の家庭に影響がありました。非常に大きな規模だったと言えるでしょう。こうしたケースも起こりうるという認識のもとで備えておくことが必要。

個人レベルでの防災意識の向上も大切ですが、特に政治にはその役割が強く求められていると考えております。

津山市議会議長選挙迫る!危機感なき議会を変える特効薬の提案。

2019-05-12

想定外っていう言葉、なるべくなら使わずに済む方が良いですよね。

ちなみに今回の件、議員には全員にFAXを流して連絡済み…となるはずが、ただ1人FAXを導入していない議員がいたせいで、クソ忙しい最中に水道局の方にお電話を掛けていただくというお手間を取らせてしまいました。

三浦議員さんにのみ連絡が行かないのは問題だと思いましたので…ということでお電話いただいたようでしたが、本当に申し訳ありませんでした。

そんなことで理不尽に文句言うほどにはアホではないつもりです。

言うべき文句はガンガンに言いますけどね!

ところで。

非常事態の最中にわざわざご連絡いただいたこの案件について…他の津山市議会議員の方々は何らかの発信をしたのでしょうか?

私は直接ご報告をいただいた後に即対応しました。

有事の際の議員の対応には確かに難しい面もあると思います。

しかし公式見解や公式発表をいち早く知ることができる立場にいる以上、その内容がより多くの人に伝わるように努力することは立場に期待される役割に鑑みてもほとんど義務と言えるのではないでしょうか?

少なくとも、黙っておくという選択肢はないと考えています。

ドコへ行ったとか、何を食ったとか…そんな話より優先的に発信すべきことがあるんじゃないかなと思うわけです。

ま、どうぞ勝手にしてくだされ。

本日はこんなところで。また明日!

Pocket
LINEで送る

三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

コメント