コロナは語る…今まで通りは無理やで!先を見据えた施策は必須。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

明日から、津山市では一斉休校中であった小・中学校、幼稚園が再開されます。

再開理由としては…市内で感染者が確認されておらず「感染未確認地域」に該当していること、3密(密集・密閉・密接)への対応をすでに関係者に周知徹底していること、そして学ぶ機会集団保育の場を提供することも大切だと考えられるから…ということだそうです。

つまり、現在の状況を総合的に判断した結果だということ。

新型コロナウイルス感染症対策専門家会議 「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」(2020年4月1日)(参考資料:PDFファイル)

上記資料には感染確認地域等の定義が示されています。

こんな時期だからこそ正しい情報を正しく理解し、正しく恐れ、正しい予防・感染拡大防止策を取ることでが重要です。今朝、先日のエントリーで予告してありました先日開催された新型コロナウイルス感染症(COVID-19)についての説明会の様子を録画していた動画がYouTube上にアップされました。

全国民必見!命を守るためすべきこと。信頼できる情報を信じろ!

2020-04-03

まだご覧いただけていない方は是非、ご確認くださいませ!

津山市以外の方にとっても、大切な情報です!

学校再開に向けて、不安を抱えている方は少なくないはず。

現時点では再開することが”妥当である”との判断がくだされたということです。当然ながら感染拡大防止…そもそも感染者を出さないような工夫等はしっかりとなされた上で、再開するということです。

色々と心配になるのはわかります。ただ…当然ながら現場では非常に厳重なチェックがなされ、しっかりと対応しているのです。当たり前ですが子どもたちの命を守り、安心・安全を確保した上で…その上で、教育活動に勤しんでくださっているのが先生方をはじめ現場の皆さまなのです。

気持ちは保護者の皆さまと同じはずなのです。非常に多くの方々から、このタイミングでの再開を心配する声をいただきました。お気持ちはわかります…ごもっともだとは思います。

しかし例えば…給食など大丈夫かという声。

大丈夫です!

当たり前の話ではありますが、今回の新型コロナウイルス感染症の話が出るず〜っと前から、給食に携わる職務に就いておられる方々は、万一にも異物混入などの事故やノロウイルス等の食中毒を発生させないために、常に非常に厳重な管理体制のもとで仕事をしておられるのです。

安心してください。それでも、今回の件は…どれだけ厳重に対策を重ねていても、いつか感染者が出ることがあるかもしれません。

ウイルスという敵が侵入してくる可能性は、ゼロにはできません。

万一の際に原因をハッキリさせること、真実を明らかにすることは無論大切ですが…罹患した方の人権を無視するような事態が起こったり、医療現場の皆さまの職務の妨げになるようなこと、そして風評被害があってはなりません。

不安を少しでも和らげるためにこそ…正確な情報を発信していくことが、身体的な面だけではなく精神衛生上も市民の健康を守るため必要な措置であると考えているのです。

本日、津山市役所内で第6回目が開催された新型コロナイウルス感染症対策本部会議。これは津山市幹部職員と関係機関の方々が集い、現状についての課題やこの先の取り組みの検討、情報共有などを目的として行われている会です。会議資料は一次情報にあたるものだと考えますので…あーだこーだ言わずに公開いたします。

・新型コロナウイルス感染症に伴う収入減少、売り上げ減少等の市民に対する支払いの猶予対策

・学校再開(新年度)に向けて

・学校再開への対応について

・幼稚園再開(新年度)に向けて

・患者発生時の市の業務等継続について

・再開後の学校に感染者が出た場合等の対応について

・再開後の幼稚園に感染者等が出た場合等の対応について

ご不明点等はご遠慮なくお尋ねいただければと思います。

回答できるものは私が回答し、不明なものはお調べして回答いたします。

今はすでに、国が緊急事態宣言を出す出さないと言っているような段階です。皆それぞれに不安が膨らみ、不満も募る毎日を送っていることだと思います(正直、私自身もそうです)が…こんな時だからこそ、落ち着いて冷静な判断をしていただきたいところ。

この厳しい状況を改善していくために、間違った知識や無知が”人を殺す”こともある…つまりは誰かの命を奪うことにすら繋がりかねないという現実から、私たちは目を背けてはならないのです。

しっかりと考えて行動しなければという自戒を込めて。

会議の中で最初に紹介した動画にご登場いただいている藤田先生も触れてくださいましたが…もはや、今まで通りの形を維持するのは無理なのです。オンライン上での手続きや会議といった選択肢を用意していくことは待ったナシ!

新型コロナウイルス…この人類の敵からも、私たちは学ばねばなりません。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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