未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
本日は津山市議会議員の先輩たちへ宛てたラブレターを大公開しちゃいます。
先日はありがとうございました。
私のような者を津山市議会議員の一員として皆さまの集まりに参加させてくださったこと、感謝申し上げます。短時間でしたが色々と勉強になりましたし、刺激をいただけました。
リラックスした雰囲気の中で話すのも良いものですね。ただ一つだけ…残念に感じた点がありました。
私のブログでもそれとなく(?)何度か書いてきましたが…諸先輩がたに対しては、年長者だからというだけでなく、今まで津山のため…地域に暮らす私たち市民のために尽力してきてくださったという点において、これでも敬意を持っているつもりです。
4年前初めての選挙で敗れた後も、私以外には傍聴人がいない市議会に足を運ぶなどして、皆さまから勉強させていただいてまいりました。
まだまだこの世界に飛び込んだばかりではありますが、先輩議員の皆さまはじめ多くの方々とコミュニケーションを取らせていただく中で、今の自分の動きは間違えていないと感じております。
だからこそ、政治資金収支報告書を0円で提出している方へのツッコミに対し…納得いくご回答をいただけなかった点は残念でした。
政治資金規正法の定めにのっとり、政治活動に要した費用の収支を細かく報告することは、確かに正直メチャクチャ面倒です。
政治資金や選挙資金、全て私自身が責任者として出納管理をしてまいりましたので、その煩雑さは理解しておりますし、政治の現場が綺麗事ばかりではない世界であることは重々承知しております。
しかしそれでも、その面倒くさい仕事に向き合っていくのが政治家、議員の務めです。
市民の皆さまからの付託を受けた我々の責務を果たしていくということ…その答えは面倒くささの先にしかないのではないかと思うのです。
先輩がたを向こうに回して、偉そうに説教を垂れる気はありません。
しかしながら政治資金の使途の透明性を保っていくことは政治そのものの透明性の向上、引いては質の向上に繋がると確信しております。
津山市の政治をより良いものとしていくために必要だと考えておりますので、今後も0円収支報告書などの不誠実な対応(実際に0円、つまり全く活動していないならば話は異なりますが…)を看過するつもりはなく、この点はただしていきたいと考えております。
当然ながら自分自身もしっかりと、おかしな対応をすることがないように引き続き努めてまいります。
政治不信や議会不信…そうした市民、有権者の思いが反映されているかのように降下の一途を辿る投票率。
憂うべき現状を改善していくためにも、まずは私たちが構成する議会そのもの…つまり津山市議会議員自身の周辺から改めるべき点を改めていくべきではないでしょうか?
皆さまがたにおかれましても今後は是非とも、不誠実・怠慢の象徴とも思われる0円報告は何卒やめていただきたいと願うところであります。
生意気な後輩ではありますが、今後とも引き続きのご指導ご鞭撻を賜りますよう…何卒よろしくお願い申し上げます。
ちょっとした機会があり、数名の先輩議員の方々に上記のような趣旨のメッセージをお送りしました。
昨今、個人間でのやり取りが”なぜか”流出してしまうケースが見受けられます。私信を公開することについては個人的には賛同できません。それがたとえ政治家など公人とのやり取りであっても同じことです。
ただ改めて考えるとこの件、全津山市議会議員の皆さまに向けて発信すべき内容だと思われたもので…当初入っていた個人名等を伏せた形に修正し、こうして公開させていただいた次第です。
直接やりとりをさせていただいた先輩議員の方々の了承を得た上で公開しております。
他の自治体を見回してみても(恐らくはほとんど全ての自治体でインターネット公開を実施しており誰でも確認することが可能)、”面倒だから”などという理由で、しっかりと収支報告をしていない議員さんは少なくないことは既に確認済みです。
過去3年間の岡山県内の政治団体の収支報告書の確認はコチラから
”ヤバいから”っていう理由でキチンと報告していない人がいたら本当にヤバいわけですが…キチンと対応しないことで”ヤバいことやってるんじゃないの?”という疑いの目が向けられることもあるのではないでしょうか?
キチンと収支報告している方はむしろ少数派でしょう。”皆0円で出しているんだから別に良いだろ…赤信号みんなで渡れば怖くない的な思考”であり、現実はこうなのです。
当ブログでも何度も取り上げてきているように…津山市議会議員の皆さんの中には、政治資金収支報告書を0円で申告されている方が少なからずおられます。
しかし、これで良いはずがありません。
先輩がたにお願い申し上げます。
せめて津山市議会だけでも…あたりまえになすべきこと、あたりまえにしていきませんか?
政治という”公”の利益のために働く者である政治家・議員の当然の義務であるにもかかわらず、自分自身のお金の使い方すらしっかりと管理発信できないような人たちに…自治体の執行部が使うお金(つまりは税金)の使い方をチェックしていくこと、そしてそれを有権者の皆さまと共有していく仕事を任せられるでしょうか?
政治資金規正法は公職選挙法同様にかなりのザル法であり、突っ込みどころが満載です。正直言って、こんな重箱の隅をつつくような案件よりも大切な喫緊の課題は幾つもあると思っています。
しかし!
だからといって、ルールを破って良いという話になるとは私は思いません。
主観により判断される性質の線引きも曖昧な経費である以上、それぞれの政治家・議員により、政治資金収支報告書に記載するコストの分類や金額そのものにも違いが生まれることは確実です。
全員が0円で出されているわけではありません。
当然ながらそれぞれ活動量にも違いがあるわけです。また政務活動費の範囲内で活動しているなどの場合、収支報告0円が必ずしも悪いと言い切れないという考え方もあるでしょう。
全ては各々の”政治的判断”であります。私としてはそうした細かな対応も含めて、有権者の皆さまには政治家や議員が”誠実に仕事に向き合っているのか否か”を判断していただきたいと考えております。
ただどれだけしっかり収支報告していても、それは仕事以前の話…仕事は他にあります。
しかしオリンピックやサッカーW杯同様に、4年に1度しかない貴重な審判の場である選挙は終わりました。本気でツヤマノミライを考えておられるはずの人の集合体、それこそ津山市議会です。
私の思いにお力添えくださる先輩や、同意してくださる先輩…既にしっかり対応されておられる先輩も、きっとおられるはずです。
少なくとも今後4年間を今の面々で進めていくことが決まった津山市議会。
1人でも多くの先輩とこうした責務に向き合い、協力し合って…”悪しきあたりまえ”を打破し”あたらしいあたりまえ”を切り拓いていくため、今後も尽力してまいります。
今は基本ボッチなんやけどな!
本日はこんなところで。また明日!