政治に携わる者共通の願い…平和。社会の一員として、忘れない。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

今日はほとんどの日本人がご存知だと思います…75年前、広島に原子爆弾が落とされた日です。

アイキャッチ画像は6月23日、6月定例会の最終日にアルネ津山で開かれていた展示を拝見した際のもの(撮影許可済み)。

全請願に反対の理由。市民の権利、請願も一歩間違えばマイナス?

2020-06-23

広島県の隣、岡山県津山市で育った私にとって…広島は近くて遠い。先だって津山市内では今年度全ての小学校で中止が発表された修学旅行では、私の小学校時代には原爆ドームをはじめとした広島の施設を訪れ、平和について考え…宮島に泊まりました。

夏休みの登校日は本日8月6日に設定され…戦争を体験した方々のお話を聞いたり、自分たちの祖父母など戦争を知る親類縁者にそれぞれの戦争についての経験や思いを聞いてくるという宿題があったことも鮮明に記憶しています。

我が家は中学生になるタイミングで引っ越しをして…小学生時代を過ごした懐かしの小さな借家は、今やもう跡形もありません。

思い出に残るあの家で、黒電話からクルクル伸びたコードの先に付いた受話器を手に、曽祖母の話を聞きながら座り込んでメモを取りながら何とも言えない気持ちになったこと…話しながら時折、受話器の向こうで彼女が言葉に詰まっていたのは、もしかしたら泣いていたのかもしれないなと、後になって考えたこと。

全部覚えています。

広島には修学旅行で行って以来、行っていません。全ての日本人、そして世界中の多くの国と地域でも平和学習の際にほぼ必ず見聞きすることになるであろう…HiroshimaとNagasakiへの原子爆弾投下。

75年が経っても。

世界中で日本のこの二つの都市以外には戦争で、つまり人を殺すために…核兵器が使用された例はありません。

これから先も決してあってはならない…超絶に当たり前のことです。…というわけで、岡山県の全ての首長が核兵器のない世界を実現するための署名活動に協力しています。

津山市役所の一階市民ロビーでは現在、津山市民平和祭「平和のためのパネル展」が開催中で、明日まで展示中…チェックしてみてください!

地方議員の言動一つにそんな影響力はもちろんありませんが…それでも、戦争を始める決定も政治が行うし、国家間などの諍いごとの多くは、それが宗教に端を発することがあっても、つまりは政治的な争いです。

政治に携わる者に、平和以上に大切な願いはない。

戦争体験…悲しい事実、厳しい現実を忘れ去りたい人もいる。それは当然です。戦争を知らずとも…忘れたいことがある気持ちは物凄くよくワカル。そういう人は忘れても良いと思うのです。

ただ、社会が戦争を忘れ去ってはならない。

政治は決して、原子爆弾を落とされた過去を風化させることがあってはならない…そう思います。

本日は簡潔ながらこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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