つやま産業塾の今後に注目!市議会議員が参加申し込みした結果?

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

このところ手が離せない仕事が多過ぎて、なかなか忙しく過ごしているところに…プライベートも自分自身でガンガン詰め込んでいっちゃうものだから、ブログ等に割ける時間等が少々減ってきている私です。

申し訳ない!

今でもしばしば「毎日ブログ書くなんて凄いよね!」的な言われ方をすることがありますが…何しろ選挙落選後のニート時代に始めて、もう4年半以上続けている”日課”に近いものであります。自分自身の考えをまとめるアウトプットの意味でも大切だと認識していますし、議員となった今ではもはや趣味というか、最低限の義務のような意味合いもあります。

そして今現在のように中身が濃い毎日を送っていると…むしろ毎日1本の記事では収まりきらないレベルに書きたいことがあるのです。

ところでちょうど1週間前…私はかなり怒っていました。

それゆえ…良いこともあった1日でしたが良いことを後回しにして、まず悪いこと、腹を立てていることについてのブログ記事を書いています。

ぼくのかんがえたさいきょうの修学旅行。新しい修学旅行様式や!

2020-07-31

クソみたいな飲み会に付き合わされないために?修学旅行選択制!

2020-08-01

今でも怒ってはいます。しかし今日は気分を変えて…1週間前の良いことについて書きましょう!

津山市では”産業塾”という試みを、平成2年…つまり30年も前から継続しています(以下赤字部分は津山市公式サイトより引用)。

つやま産業塾とは

塾の目的

将来の津山の産業界を担う人材を育成することです。

塾の目標

新しい時代に適応した技術革新の導入や経営戦略に対応できる人材、新しい時代を担うリーダーの育成します。

基本認識

自ら考え、自ら行う人づくり

塾  生

津山市に在住するか、又は津山市に勤務する方で、かつ産業に携わる方を対象として公募します。(受講費用:年額1万円)

塾の活動

塾の目標を達成するために、講師を招いての講義、塾生同士による討論会等を行い、時には、地域活動を積極的に進めている地域へ出かけて、実情を視察したり、関係者から話を聴いたりする経営能力開発講座等の講座を開催する。また、津山市民を対象とした公開講座等も開催します。

こういった取り組みがあることは知っていました。

しかし正直言って、それほど期待しておらず…むしろ”神々の遊び”的な感じの勉強会に公金を費やしているんじゃないのかという思いから、何となくネガティブな印象を持っていたというのが事実実際、今まであまり良い話を聞かなかったという背景もあります。それでも私が今まで議会での質問等で取り上げなかった最も大きな理由は、さらに緊急性の高い案件…つまり私個人としては優先順位が高い案件が多かったからです。

問題は山積しているのです。

それでも、何度も書いてきていますが…人から聞いた話や自分の持っている知識、先入観や思い込みの類だけで何らかの判断をくだすという姿勢は、政治家・議員には決してあってはならない軽率な態度だと考えています。

一方聞いて沙汰するな、というやつです。

なので。

私、行ってきました!

1週間前、つやま産業塾の第24期経営能力開発講座…その開講式に、潜入させていただきました!

30年で24期ってことは、開講していない年度もあったってことですね。そのあたりの詳細は未確認ですが…私としては遥か昔のことには正直、ほとんど興味がありません。検証は大切ですが、過去の検証をするよりもリアルタイムでなされていることを確認して意見させていただく方が有意義だと考えるからです。

少し時を戻そう。

実は今回の開講式の様子を見るよりも前の段階で、つやま産業塾の第24期経営能力開発講座が、素晴らしい内容になることは…ほぼ確信していたのです。

私に超能力が備わっているからではありません。

以前紹介した対談イベントでお話を伺った安川幸男さん。

津山人ってプライド高くない?目指すべき自治体の姿&公人の姿。

2020-07-19

素晴らしいお話を聞かせてくださった安川さんが、今回の産業塾24期の講座では毎回ファシリテーターとして参加してくださるばかりか、全8回の講義に携わる講師陣にも自らお声掛けくださり、物凄いメンバーを揃えてくださったのです。そして全編通して彼らと共に、講義に取り組んでくださるわけです。

どう考えても、これで1万円(全8回分)ってのは超絶破格!

経営の第一線で活躍する経営者や専門講師から次世代を切り拓くために必要な、経営のスキルやリーダーシップを学ぶ講座を開催します。この塾では、講座の受講だけでなく、他業種の塾生・講師との交流を図ることができ、経営の視野を広げる大きなチャンスです。

公式サイトには、上記のような説明がありました。

そして受講資格は以下のような条件をすべて満たすこと(※提出された受講申込書により、つやま産業塾で選考。定員は20名。)

  • 農商工業等の経営者、後継者、管理者(候補者含む)又はそれに準ずる者
  • 令和2年4月1日現在で満50歳以下
  • 過去の「経営能力開発講座」の受講回数が3回未満

これ、無理やり拡大解釈すれば俺も入っている…と言えなくもないよね?

市議会議員って、それに準ずる者って判断できると思うのよ。

なので。

私、申し込みました!

 

結果は落選…。

…もう落選なんてコリゴリですわいと思っている私ですが、理由は何と定員オーバーと言うじゃないか!

嘘つけ!

…とは思いませんでしたが、オイオイ…マジかよ…と思ったのは正直なところです。津山市にそんなに気合の入ったやる気に溢れる50歳以下のメンバーがいるのかと感じたわけです。

それを確かめる意味もあり、開講式に潜り込ませていただいたというわけなのだ。

つやま産業塾の塾長は、津山工業高等専門学校(津山高専)校長も務められ、美作大学特任教授・地域生活科学研究所長でもある則次俊郎先生でした。

地域で活躍されている高名な先生なので、さすがの私(?)でも存じ上げている方です。Wikipediaのページまである…さすがであります。俺も作るかな自分で…と思ったけど…いや、そんな暇は全くないことを忘れていました。

ただお偉い先生が塾長であろうと、優秀な講師が揃っていようと…受講側にやる気がなきゃ、何の意味もない話です。本当にそんなにやる気ある面々が揃っていると言うのか?俺のチェックは厳しいぜ?

しかも20人だぞオイ!

結論から言うと、揃っていました。

自己紹介からして数分間のフリースピーチ的な形。皆さん個性溢れる表現で…参加メンバーも面白そうな人たちばかりだと思わせてくれました。存じ上げている人もいたりして、部外者の分際で少しだけコミュニケーション取らせていただきましたが…色んな意味でお世辞抜き(お世辞嫌い)で期待大です。本日第2回があったはず。

落選に一片の悔いなし!

…と言うのは嘘ですが、この取り組みがどういった実を結ぶのか、非常に楽しみです!

また別の形で関わらせていただきたいと強く感じました。25期が今回のような形で行われるのであれば再チャレンジしようと考えています。

オラと一緒に頑張らないか?

きっと…超絶に楽しくて、あなたのためになるはず!

私自身は何もしていないにもかかわらず…開講式を傍聴しただけで前向きな気持ちになれたのは、さすが安川さんといったところ。ファシリテーションがメチャクチャ上手だということは先だってのエントリーで書いた通りですが、人のやる気を引き出す…乗せるのも圧倒的に上手だなと感じました。

やはり怒っているよりも、笑っている方が良いですよね。

笑おうな。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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