東京都知事は絶対に腐敗する!?…なぜ投票率を上げることが重要なのかを考える。《中編》

未来拓く、みうらひらくです。

舛添東京都知事、ついに辞職願を提出!!

本日はその報道で持ち切りでしたね。

今夜は基本的に昨日のエントリーの続きですが、1ヶ月前に書いた内容も併せてどうぞ。

全ての権力は”絶対に”腐敗する…そう、あなたのチェックがなければね!!の巻 part2。

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このところ世間を騒がせまくっていた東京都知事問題。

その根底に選挙があると書いた理由は、当然ながら東京都知事になるために選挙で勝つことが必要だからです。

毎度オモシロ候補がひしめく都知事選。

そこで民意を得て、初めて座ることができるのが都知事の椅子です。

民意とは国民(このケースでは都民)の意思であり、選挙とは民意を問うことに他なりません。

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選挙は民主主義の根幹ですが…反映されない少数意見がある以上、それが全てではないことも確かです。

投票に出掛けているorいないにかかわらず。

問題を起こした人物に投票したorしないにかかわらず。

いずれにせよ、選挙により選出された人間を中心として”粛々と”行われていくのが政治であり…それが現実です。

そしてまた、実は反映されない意見が少数ではない場合があるのも事実なのです!!

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舛添さんは2014年の都知事選において、2位候補にダブルスコア以上の大差をつけて当選。

しかし…非常に多くの票を受け、信任されたかのように見える舛添都知事ですが、実は投票率は46.14%。

有権者の半数以上は投票に行っていません。

投票率は前回より16%以上もダウン。

大雪の影響などもあったのかもしれませんが…結局のところ都民の関心が薄かった、と言えます。

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その上、2位候補にダブルスコア以上と言っても…得票率は43.40%。

つまり実際の投票のうち、過半数は舛添さん以外の候補者に投票されていたということ。

計算(0.4614×0.4340)してみると、有権者全体の20.02%から支持されたに過ぎないわけです。

僅か2割。

裏を返せば、8割の人は舛添さんを支持していなかったということ!!

少なくとも積極的には、ね。

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これが事実。

選挙はバクチではありません!!

間違いなく、公営ギャンブルの類ではない。

競馬、競輪、競艇、オートレース…宝くじまで含めるか。

つまり、賭けてしまえば、後はお任せ運次第…といった性格のものではないのです!!

選び取った選択肢に、実際に自身の力を分け与えることが可能なのですから。

では…本日はこのあたりで。

続きは、また明日!!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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