未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
本日津山市はかなりの好天。朝から気温も上がり、熱中症注意と思われるような1日になりました。市内では体育祭が行われた学校も多かったようです。遠方の友人からは花火大会の話なども飛び込んできましたが…。
私は母校の体育祭にお邪魔しました。
こーゆーイベントの来賓席に座るのは性に合わないのですが…せっかくお声がけいただいたので、ものすごく久しぶりに津山市太田にある津山市立北陵中学校へと登校!
朝8時開会の第44回体育祭。ツヤマノミライを担う中学生の皆さんのあまりにも眩しい姿を拝見してきました。
午前中だけで失礼したのですが、このところ議会の世界に浸かっているので…久々に清々しい(議会がドロドロしているという意味ではありません…決して!)時間でした。卒業してから25年経ってるわけですから…校舎などが私がいた頃とはかなり印象が異なるのは当然として、体育祭の競技内容も時代を反映したものになっていると感じました。
しばしば話題になる組み体操はありませんでした。また自分たちの頃にはなかった熱中症予防のためのの給水タイムなどが設けてあり、テントの数も明らかに多くなっていて、できる限りの配慮がなされているとは感じました。
ってか、オッちゃんダメやわ。
子どもたちが頑張ってる姿を見ると…普通に泣きそうになる。特にリレーはヤバいですね。
先日も書きましたが…子どもの頃から”人ってそれぞれだよな”と感じていた私にとっては…ある意味で多様性の象徴とも思えるリレーは、見ているだけで込み上げてくるものがありました。
皆、メチャクチャ頑張っているのです。
走るのが速い子もいれば遅い子もいるわけです…自分自身が子どもだった頃を思い出していただければ誰しも運動会・体育祭の記憶は何かしら残っているのではないでしょうか。それが良い思い出の人もいれば、悪い思い出の人もいるでしょう。
当然ながら転んだり、キツそうな表情を浮かべている子たちもいましたが、周囲の生徒たちや先生方のフォローなども素晴らしく…それでまた泣きそうになる。
来賓テントで、クソ暑いのに1人だけ上着も脱がず…それで泣いてたらキモ過ぎるだろ?
グッと堪えましたよ。
校長先生の話も良かったです。
生徒の皆がそれぞれ今日は色々な役割を果たすことになると思う。競技者として、応援する者として、そしてイベントそのものを無事成功させるための一スタッフ、体育祭を支える一員として…それぞれがその時々になすべき役割を全うしてほしいという意図のお話…だったように理解しました。
生徒代表の子の話も超良かった。
この子は本当に中学生なのかと思うレベルのしっかりした話をされました。まずは周囲や地域に対する感謝などを述べ、大きな災害などの社会問題にも触れ、そして最後の最後に自分たちの話を少しだけ、それでいて皆のやる気を喚起させられるような見事な挨拶で…そんじょそこらの政治家よりよほど素晴らしい挨拶でした。
しかも時間的な長さが超適当でした。
こーゆーときに長い挨拶はマジで不要ですからね。
てき‐とう〔‐タウ〕【適当】
[名・形動](スル)
1 ある条件・目的・要求などに、うまくあてはまること。かなっていること。ふさわしいこと。また、そのさま。「工場の建設に適当な土地」「この仕事に適当する人材」
2 程度などが、ほどよいこと。また、そのさま。「調味料を適当に加える」「一日の適当な仕事量」
3 やり方などが、いいかげんであること。また、そのさま。悪い意味で用いられる。「客を適当にあしらう」「適当な返事でごまかす」(コトバンク デジタル大辞泉より)
もちろん1の意味です…まぁ2でも良いけど、決して3ではありません。テキトーっていう響きはあまりにも3の意味で使われがちですが、こんなに意味があるわけです。一つの言葉にも多くの意味があるように、1人の人間にも多くの面があるもの。
個人競技が極めて少なくなっている(…というよりもほぼ皆無?)と感じた今日の体育祭。
個性豊かなメンバーが皆の力を合わせて一つのバトンを繋ぐリレーは、社会っていうか世界の縮図のようにも思われ、どれだけ離されようと決して諦めることなく全力疾走する子どもたちの姿は、初心というか…汚れつちまった私を童心に立ち返らせてくれた気がします。
もちろん競技には順位づけがあるものですが、順位など付けられんだろと感じるシーン連発でした。
それでもその中で順位を付けるという過程も経て、成長していくんだなとも感じた自分はやはり汚れきっているのかもしれません。
どんな結果だったとしても、皆にとって今日の思い出はポジティブな経験になるはずです。
教育長はじめ先輩議員や行政、議会関係の方々ともお会いして…まぁ仕事を忘れてというわけにはいかなかったのも正直なところですが、楽しめた上に…ものすごく久しぶりな感情を覚えた1日でした。
それにしても中学生の頃にはまさか、25年ほど経ったのちに自分自身が体育祭で来賓席に座り、リアルタイムでしごかれた恩師の隣で昔話に花を咲かせながら若き後輩たちの熱戦を観戦させていただくことになるとは…思いもしませんでした。
三浦ひらくも頑張るぜ!
本日はこんなところで。また明日!