未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
日本の夏の風物詩と言えば、花火大会を思い浮かべる方も多いと思います。
ただご存知のように新型コロナウイルス感染症の影響で、花火大会など”密”になる状態が発生する危険性が高いイベント・企画が各所で幾つも中止になっています。
今年は世界中…日本中が例年とは異なる夏を迎えています。津山市の津山納涼ごんごまつり、鏡野町の大納涼祭など…それぞれ5,000発超の花火が打ち上げられ、私自身も毎年楽しみにしている地域のビッグイベントも今年は開催できませんでした。
もちろん、適切な配慮は必要です。
ニューノーマルだとか新しい生活様式だとかという言葉を引っ張り出すまでもなく…感染防止に努めること、うつらない&うつさないための最低限の予防策を講じることは、もはや私たち一人ひとりに課せられた”社会的使命”と言えるかもしれません。
ただ…私たちは負けられませんし、負けません。負けていられないのです!
新型コロナウイルスを甘く見てはなりませんが…過剰に恐れることによるネガティブな効果がより深刻なリスクを引き起こすことも考えられます。
以前から何度もお伝えしているように、不要不急の場合は感染者が爆発的に増えている地域へ赴くことを控えるべきは明白ですが…感染が広がっていない地域への旅行や移動を制限する意味はそれほど大きくありませんし、感染リスクもほぼ上がらないと考えられます。
いずれにしても感染リスクを完全にゼロにすることは不可能ですから…出来る限りリスクを抑えつつ、経済を回し、コロナ禍が訪れる前の暮らしに近い生活サイクルを維持すべく取り組んでいくべきではないでしょうか。
ところで、人類が花火を打ち上げるようになった起源を辿ると…娯楽以前に、慰霊や鎮魂などの意味もあったようです。
悲劇は新型コロナウイルス感染症が原因となったものだけではありません。
今年も多くの自然災害や病、事故など様々な理由で、何人もの命が理不尽に奪われ続けています。
これを看過して、何もしないわけにはいきません。もちろん日々の仕事にもそうした思いで取り組んでいますが…他にもまだまだ私にできることがあるはずだと、自分自身にいつも言い聞かせています。
私が住む津山市のお隣にある自治体…鏡野町。
昨日のブログ記事でも書きましたが…議員になる以前に様々な経験を積ませていただいたまち。地図上では町内の中心に近い場所に、岡山県北部の宝とも言える美作三湯の一つである奥津温泉があります。
その奥津温泉街の有志の皆さまが中心となり…毎年この時期には楽しい夏まつりが開催されています。レトロな取り組み満載でメッチャ面白いその内容については…以前にも当ブログで取り上げさせていただいたことが何度かあります。
地元の方々のみならず、帰省客や町外・県外からリピーターの方々も訪れる恒例の人気企画ですが…今回は祭り自体が中止。楽しみにしていた方々の中にも、この夏は帰省すら許されない人もいるでしょう。参加させていただいた際の子どもたちの笑顔を見られないのは非常に残念です。
それでも、あきらめません!
夏まつりが中止になっても…何とか、少しでもこの状況を良くしていきたい。
コロナ禍にも負けないという皆さまの強い意志を乗せて。
明日14日の夜、20時から、奥津温泉街で花火が打ち上げられます!
目と耳はもちろん…お腹に響くほどの大音響を全身で感じ取れる小規模ながらも大迫力の花火大会として、奥津温泉夏まつりのファナーレである花火は毎年大好評です。動画は2018年の様子。
今年は直前まで開催可否等の詳細が決めきれなかったことなどもあり…若干の規模縮小を余儀なくされました。
それでも、少しでも皆さんに楽しんでいただくために…元気になっていただくために。
そのために明日、花火が打ち上げられます!様々な声がある中でこうした企画に携わり…実現させた。そこに地域の皆さまの思い、奉仕やおもてなしの心が込められていると私は思うのです。
今の状況で出来ることを全力で。
こうした前向きな取り組みについては私は全力で応援していきます!是非、多くの方にお楽しみいただければと思いますので…会場に来られない方にも後で気分を味わっていただけるように考えます。
【ご留意いただきたい点】
会場近辺にお越しの場合は感染対策等には十分にご留意いただいた上で、ソーシャルディスタンスを保つことにご配慮いただき、ご覧いただきますようにお願いいたします。打ち上げは20時から15分程度の見込みです。突然の大雨等により、やむを得ず中止させていただく場合もございます。
前日告知となり、大変申し訳ありませんが…明日の夜は奥津温泉に集合!
真夏の夜の夢花火、一緒に楽しみましょう。
そしてまた頑張りましょう!
本日はこんなところで。また明日!