使える部屋や設備を使わぬ行政に、効率的な自治体運営は可能か?

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

本日は午前中いっぱいを使っての自宅&ひらくマサポーターズ事務所でのオンラインでの打ち合わせと事務作業を経て、13時前からはガッツリ市役所タイム。

津山地域創生推進会議津山市地域経済再生専門家会議というご大層な名前が付けられた二つの会議を傍聴するために登庁。このところオンライン会議や勉強会などに参加させていただくことは多かったものの…大人数で集まっての会議というものはしばらくご無沙汰で、本日は久しぶりの直接対面式の会議でした。

…と言っても議員は傍聴しか出来ず発言は許されない場でしたが、市長をはじめとした津山市職員の皆さまと地域の有識者、さらには市外からの学識経験者など専門家と呼ばれる方々が集って開催された二つの会議の内容を、約3時間半(!)を費やして聞いてまいりました。

長かった!

基本的には両方とも1時間半ずつの予定時間を取っている会議大切な話をするはずの場ですからある程度の時間が必要なのは当然ですが…それぞれの場で津山市を発展させていくための話し合いがなされる、少々役割が被っているのではないかと感じられる会でした。

前者には昨年も参加させていただきましたが、後者は今回が第1回目の開催です。二つの会議は参加者もかなり被っていました。後者の方は参加人数が少なく、とても狭い部屋で開催されたために傍聴者は別部屋でモニター越しで映像と音声を見聞きする形…音声が非常に聞き取りづらく、傍聴に適した環境ではありませんでした。

だから議場使えば良いって言ってるのに。

なぜ広い部屋が余っているのに使わないのか…しかも議場にはリアルタイム中継可能な設備があって、ほぼノーコストで使えるのにさ…。

市役所内には議場以外にも、全員協議会室という一年のうちの350日くらいは全く使わないであろう(間違っていたらスミマセン、個人の印象です)大きな部屋が余っています。

わざわざ狭い部屋でソーシャルディスタンスを気にしながら会議を行う意義が全くわかりません。

開催場所もそうでしたが…特に津山地域創生推進会議に関しては正直言ってツッコミどころ満載で…9月議会でも触れざるを得ないかなと感じた場面も多々あり、あまりにもお粗末過ぎると感じた点もありました。

よほど会議の最後、その他の項目で挙手して「ちょっと良いですか?」って発言許可をお願いしようかなと考えていましたが…最後に2人の委員がどうしても突っ込んで欲しい点だけは一応は突っ込んでくださったので少しだけ安心しました。

仮に全く突っ込みが入らなかったとしたら、限りなく意味のない会議だと感じていたので。

い…言い切った〜!

行政職員はもちろん…委員の方々はそれぞれが他の職務を置いておいて参加するわけですから、意味のない会議であればやらない方がマシです。

コロナ禍の中、わざわざ一堂に会して会議を行う意味があったのか疑問に思ったのが率直なところ。

二つの会議ともに報道関係の方々にも公開されていたものの…会で話し合われた内容の多くを市民の皆さまが知ることは実際には容易ではなく、またどういった形で市政に反映されていくのかも非常に不透明です。非常に大切なテーマだからこそ…市役所の幹部だけで話を決めることなく、多くの方々の知見を反映させることでより良い施策としていくために、わざわざ委員皆さまの参加をいただいて開催している会議のはず。

私としては常々主張しているように、いわゆる有識者の方以外にも広く開かれた形で開催すること(具体的にはYouTubeでの動画配信等)で、より多くの叡智を注入していくことも期待できると考えているのです(集合市構想)。

しかもそれ、上でも言ったけど…議場を使えば簡単に出来るからね!

公平性・透明性の確保の観点などからも必要な取り組みであると考えられますし…凝った編集などすることなく事実をありのまま録画してアップロードするのであれば、別にどこで開催する会議であろうとスマホ一つあれば撮影可能で、録画したデータを視聴可能な状態に持っていくことにコストはそれほど掛かるものではありません。

こうして動画配信をしている私だからこそ、断言できます。

なるべく多くの会議等を、録画して配信していくこと…これもこの先に求められている”新しい市民サービス様式”の一つではないでしょうか。

アンタまさか…新しい〇〇様式ってフレーズ言いたいだけじゃ…。

引き続き、あらゆるシーンで少しずつでも選択肢を増やしていけるように、全力で取り組んでまいります!

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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