議会に自浄作用は期待できるか?市民の負託に応え、市政を発展させるために。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

本日の津山市議会では、皆さまにご心配をお掛けしている先日の現職議員逮捕についての対応を協議するために会派代表者会議が開かれ、ツヤマノチカラの代表として参加してきました。

ゴッサムシティより愛を込めて。津山市議会議員が逮捕された日もオンライン。

2022-02-07

市長選挙の余韻も吹き飛んでしまうような出来事であったことは間違いありません。報道によると松本義隆議員本人の罪状認否も明らかにされていないようですし、私たちのところへも報道以上の正確な情報は入ってきていないのが現状です。まず議長が弁護士を通して本人の意思等を確認し、議会としての対応を決定していくという…まぁ想定通り(現時点ではそれくらいの対応しかできないという意味)と言える大筋を確認したところです。

Twitterでも触れましたが、津山市議会には津山市議会議員の倫理に関する条例というものがあります。そしてさらに上位の最高規範として、津山市議会基本条例が定められています。

議会基本条例・倫理条例

公式サイト内にもありますように、議会基本条例は津山市議会の基本理念・基本方針を示し、議会及び議員が市民の負託に応え、市民の福祉の向上と市政の発展に寄与することを目的に、議会の最高規範として定めたものであります。

議員にならせていただく前ですが…本条例が制定された当初に散々に扱き下ろしています。

これが津山の政治のリアル…自浄作用を期待しても無駄だって話。

2019-03-26

そして倫理条例は津山市議会議員が市民全体の代表者として、その人格と倫理の向上に努め、清浄で民主的な市政の発展に寄与することを目的として定めたものです。

適切に運用していかねば意味がありません。

本件については逮捕という、非常にセンセーショナルな事案になっている性格上…どうしても感情ベースでのご意見をいただくことが多くなっている印象がありますが、ルールに則って粛々と対応していくことが必要であると考えています。何期務めた誰が対象であっても同じはずです。

自浄作用を期待しても無駄。

上で紹介した記事内で、私はそう断じているわけですが…自分自身が今や、そのように文句を付けまくっていた津山市議会議員の一員です。自分たちで策定したルールですら有名無実化するような議会であっては、政治への信頼など生まれるはずがありません。

自浄作用が期待できないからこそ、自分自身が中に入り込み、議会改革に取り組んでいこうと考えたことも、津山市議会議員となることをあきらめなかった大きなモチベーションです。そして情報発信は不信感払拭の最初の一歩

なすべき対応をなしていけるよう、すべきことをしていきます。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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