未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
まぁもう本ブログ記事を書いている段階で日付は変わっちゃっていますけど。
本日1月30日、津山市長選挙が告示されました。
事前報道通り、現職市長と新人2名が立候補…三つ巴(?)の戦いになっています。
津山市長選挙告示 現職と新人のあわせて3人が立候補し舌戦始まる 2月6日投票【岡山・津山市】
要するに今日から1週間の選挙期間が始まったのです。2月6日の投票日(即日開票されます)前日、2月5日土曜日までの、正真正銘の選挙戦(投票日の選挙運動は禁止)がスタートしたのです。ところで選挙期間中以外に選挙運動は行ってはいけないことをご存知でしょうか。
こうした規制は選挙の公正、候補者間の平等を確保するための重要なルールであり、選挙運動には三つの要件があります。
判例・実例によれば選挙運動とは『①特定の選挙について②特定の候補者の当選を目的として③投票を得又は得させるために直接又は間接に必要かつ有利な行為のこと』だとされていますが…皆さまもご存知の通り、実際には選挙期間が始まる前から実質的には選挙運動同然のアクションが各陣営において繰り広げられているのが現実です。「これって問題ないの?」といった具体的な問い合わせやクレームのようなご連絡を私個人のところに寄せていただくことも、最近何度もありました。
私個人のスタンスは先日書いた通り、どの候補にも積極的に与していないもので…本日もいつも通り、自身の仕事とプライベートに向き合う時間を過ごしましたが、市民の皆さまからの声はいつも以上に届いてきているのです。
津山市で政治に携わっている人間の中で、私は誰よりも積極的な発信を継続している自負があります。
それは昨日今日の話ではなく何年も積み重ねてきた結果であり…そうした積み重ねがあるからこそ、市民の皆さまをはじめとした老若男女様々な方から様々な形で声を寄せていただく機会が増えたのだと考えています。
恐らくそれぞれの市長候補の陣営の皆さまの中にも、選挙期間中、本記事にお目通しくださる方がおられることだと思いますので、改めて書いておきますが…選挙はあくまでもプロセスであり、本来候補者はもちろん、支援者や有権者、選挙権を持たない子どもたちを含めた全ての地域住民、要するに誰にとっても当該地域をより良くしていくための改めてのスタートであるはず。
つまり目先の勝利にばかり囚われて、足の引っ張り合いや罵り合いのような様相が繰り広げられたり、いかに上手に美味しそうな餅の絵を描けるか合戦のような選挙戦になるとしたら…それは住民にとって不幸なことだと改めて認識していただきたく願います。
津山市のトップを決定する市長選挙において、そうした戦いが行われないことを望むばかり。
あらゆる選挙において同じことが言えますが、特定の候補者を熱烈に応援している人が他の候補を見下したり馬鹿にするような言動をとってしまうケースは…残念ですけど選挙あるあるネタではあります。今日も”悪口合戦”は勘弁していただきたいといった趣旨のお話を何人かから伺いました。
そのようなスタンスをとっている人がいるとしたら…まさにその姿勢こそが政治から市民をますます遠ざけている一因で、津山の未来のために逆効果になっているのだと…何故気づかないのでしょうか?選挙や政治に関わりたくなくなると言っている若い層の声は聞こえてこないのでしょうか?
ちなみに私自身が選挙に挑んだ際の二度を正直に顧みると…選挙事務所の中では、恥ずかしながら私自身がそうした攻撃的姿勢をとりすぎて周囲からたしなめられることが何度もありました。ただ周囲のコアメンバーは皆、誰かを貶めたり傷つけたりするようなやり方を良しとしない人たちばかりだったので…正直最初は「アホにアホって言って何が悪いの?」と思って衝突することも何度もありましたが…身近な面々からも色々と勉強させてもらった経験を、今ではとても感謝しています。
何しろ…津山市議会議員選挙も来年の4月に執行予定です。人の振り見て我が振り直せの思いで、それぞれの候補の戦い方も拝見しながら、どの候補者に投票することが最もベターであるのかをじっくり見極めていきたいと思っています。
誰に入れても、正解もクソもない話。
自分が自分で決めて投じた一票について…別に誰にも何も言う必要はないのです。
あなたの一票はあなただけのものですから。
投じた一票の秘密は、公職選挙法や政治資金規正法などではなく…我が国の最高法規である日本国憲法の第15条に定められた侵されざる権利です。
本日はこんなところで。また明日!