これが津山の政治のリアル…自浄作用を期待しても無駄だって話。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市政に挑戦中、みうらひらくです。

そう言えば津山市ではこのタイミングで…今さらながら、議会基本条例が出来ましたとニュースになっていました。

政治に興味がない皆さまは議会基本条例何それ美味しいの?って感じでしょう。津山市公式サイトには以下のように書かれています。

本条例は、津山市議会の基本理念・基本方針を示し、議会及び議員が市民の負託に応え、市民の福祉の向上と市政の発展に寄与することを目的に、議会の最高規範として定めたものです。

要するに議会に期待される仕事を、津山市民のためにしっかりとやっていくための決めごと

何番目に制定されたのか知りませんが、岡山県内の他の自治体に遅れを取りつつ…市議会議員選挙も目前に迫りましたこの時期にようやく、この3月議会で全会一致で可決され、4月1日のエイプリルフールから施行されるという嘘のような本当の話。

それでは早速、その内容を大公開!

津山市公式サイトで公開されているPDFデータを引用させていただきます。ご丁寧な逐条解説版をご紹介。

途中から読み飛ばしたアナタ、大正解。

何それ美味しいのどころか…何これ当たり前でしょって話です。まぁ一応、私はサクッと目を通しましたが感想は一言。

で?

こんなことを良い大人が何人も寄って時間を費やしまくって議論し、その対価として公金をベースとした少なくないお金を受け取っているのが津山の政治の現状です。

書いてあることは他の自治体の議会基本条例の焼直しに過ぎない内容がほとんどだと言い切ってしまって良いでしょう。それもそのはずです。何しろ議会に求められる大きな仕事をざっくり表現すれば地域の発展を助長し、地域住民の暮らしを守っていくこと…どの地域でも大差ないからです。

肝心なのはこれだけ。

書いてある理想を、どうやって実現するの?

まさか!

わしゃ知らんでは通用しないでしょうが…実際にどうやってここに書いてあるご大層な理想を実現していくのか。そもそも本気でやる気があるのか?

私には、彼らにやる気があるとは思えません。

第3条、基本方針の最初の最初…一番最初に”市民に対して積極的な議会活動の情報公開及び情報発信に努めること”と書いてあります。

今までず〜っとやってきていない人たちがいきなり4月からやるとでも?

エイプリルフールだからって、笑えません。

やり始めるならそれはそれで良いことでしょうが…昨日のエントリーで紹介した演説動画でも述べていたように、情報発信はあらゆる手段を講じないと、多くの人には届いていきません。

議会で話し合われている老若男女問わず全ての世代に対して関係があることを、本当に真摯に市民の皆に伝えていこうと考えているのであれば、現状は不十分です。紙媒体を頒布することによる告知、報告会などでの生の声での説明、そしてインターネットを介した発信など選択肢を増やしていかねばなりません。

みうらひらくはそう信じるからこそ、今後もそのための活動を継続してまいります。

口先だけではない、市民のニーズに応じた施策を打ち出していくことこそが、議会の果たすべき役割だと考えています。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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