あなたも該当するかも!HSP、HSCって知ってる?不登校&就労支援の新たなキーワード。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

最初に答えを書いておきましょう。HSPはHighly Sensitive Personの略、そしてHSCはHighly Sensitive Childの略

超、感じやすい人ってこと。

一言で説明するのはとても難しいのですが…「環境感受性」が高い人のことを指す言葉で、精神医学的には病気であるという診断はされないものの、ポジティブなこともネガティブなことも環境から影響を受けやすいという気質を持っている人たちのこと。

…という風に他人事のように言っていますが、インターネット上に沢山ある診断サイトのうち、例えば下記サイトでのチェック結果によると、私自身も見事にHSPに該当するということになります。

こう見えてもワシ、センシティブなんやでッ!

HSP診断テスト

もちろん一つのサイトだけで判断するのではなく、幾つかのサイトで確認してみるべきですが…そもそも、人間やその他の動物の約20%が種の保存のため、その特性を持っているとも言われているそうです。

生きづらさを抱えている方々への支援を継続的に行ってきている私からしてみれば、昨今見聞きする機会が増えている言葉ではあるのですが…周囲の理解の度合いから推測するに、HSPだのHSCだの、そんな言葉は全く見たことも聞いたこともないという方も少なくないだろうなと感じています。

だからこそ…まずは正しい理解、認知を広げていくことが極めて重要です。

何事もそうであるように…一括りにHSPとかHSCとか言ってもグラデーションで、様々なタイプが存在します。外交的で刺激を求めずにはいられないのに、とても傷つきやすいという…どこかの私のような面倒くさいタイプ(?)もいるわけです。

アイキャッチ画像で想像がついた方もおられるかとも思いますが…当ブログにおいても何度も登場してきているパブラボことPublic Labのオンラインセミナーが今夜ありました。

事務局メンバーの一員として、司会進行を担当させていただいたりセミナーそのものの企画立案等に携わらせていただくこともありますが…今日は仲良くさせていただいている板橋区議の南雲由子さんプロデュース回に完全に参加者の一人として入り込み、講演を聞かせていただいた感じでした。

大抵は事務所等からスーツ姿で参加するのですが…今回は個人的な事情があり、アイキャッチ画像にも一緒に写っているように、開始直前に我が家のプリンスの様子を見ながら自宅からzoom接続させていただいた形。こうしてそれぞれの事情に応じた形式での参加ができるのはオンラインの大きな魅力です。

今回は見逃し視聴を含めると80名を超える方から参加申し込みがあり、リアルタイム参加でも50名近い方が視聴されるなど、テーマへの関心の高さを伺わせる盛会っぷりでした。

HSCに該当する子どもたちの中にはその感受性の強さゆえに不登校になってしまう子もいれば、HSPの大人には仕事が続かないという人も少なくないようです。求められる支援の形はそれぞれですし、個別ニーズに応えていくのは行政でも民間でも限界がある以上、簡単じゃないことも明白ですが…保健担当部局や教育委員会にも言葉自体を知らない方がおられるように、議員の中でもまだまだ十分に理解、認知されているとは言えないのが現状です。だからこそ、知っていただきたい。

HSP、HSCについては上でも20%という数字を挙げましたが…5人に1人が該当するってことになると、これはもう大変な数です。マイノリティー支援に力を入れて活動している私ですが、マイノリティーと言うには多過ぎるんじゃないかと思うレベルの割合。

それでも、理解されていないことが沢山あります。

完全に個人的・主観的な印象に過ぎませんが…ハッキリ言って体感的にはHSPとかHSCって言葉を知っている人の割合は、まだまだ20%もいないと思っています。

つまり、自分自身が該当するのに自覚していない人がいるはず!

正しい知識を持つことで、抱えている生きづらさが少しでも和らぐことがあるかもしれません。

先だってABEMA Prime出演時にお世話になったロンドンブーツ1号2号の田村淳さんも、HSPであることを公表されています。

ご自身がHSP、HSCに該当するか否か、チェックしてみてはいかがでしょうか?

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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