6歳未満の脳死下臓器提供22例目の発表があった日に、移植医療関係者研修会で登壇。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

本日の活動のメインイベントは、公益財団法人やまぐち移植医療推進財団さんが主催された令和4年度の第1回移植医療関係者研修会に登壇させていただいたことでした。わざわざ文書まで頂戴した案内では”先生”扱いされておりましたが…私のような素人が、ホンモノの”先生”であるお医者さまをはじめとした医療従事者の皆さまの前で話せることなど、極めて限定的であることは明白です。

今回も、背伸びせずに等身大の自分で臨みました。

まぁアドリブが過ぎた感はありまして…お世話になっているコーディネーターの方からは「前置き長過ぎやで!」的なツッコミをいただきましたが…事務局の皆さまからは嬉しいお言葉を頂戴しましたし、お話を聞いてくださった病院関係者などからは改めて現地で直接お話を聞かせていただきたいというお声や、対談形式での講話のリクエストなど…極めて好意的な反応がいただけたことを、非常に有難く感じているところです。

これは津山市議会議員としてと言うよりも…臓器提供を行なったドナーの家族・遺族としての色が濃い活動ではありますが、津山市民にとっても決して無関係ではなく、あらゆる人たちが当事者になり得る問題です。そして津山市議会議員という立場にある私が、全国で未だ22例しか例のないケースの当事者となったことの意味を考え…強い覚悟と意思を持ち積極的に発信していっているのです。

22例目は偶然にもこの日の朝発表されました。

6歳未満の女児が脳死 心臓など移植、公表22例目

臓器移植の現場に一石を投じる独白。44歳の誕生日に亡き娘の偉業を発表。

2022-05-18

臓器移植・臓器提供に関するテーマは…今年の誕生日の際に明らかにしたように、亡くなった私の愛娘・くーちゃんに関わる話でもあります。私が議員であろうがなかろうが、今後の人生をかけて継続的に取り組んでいくつもりのライフワークでもあるのです。

誰もが潜在的に当事者であるテーマです。

だからこそ、健康保険証や運転免許証、そしてマイナンバーカード等の裏面には臓器提供の意思表示欄があるわけですが…気づいていないだけの人が多過ぎるのです。

ただ、確かにそんな厳しい事実には気づかずに人生を送ることができるのであれば、その方がきっと幸せでしょう。しかしながら…万一の際、もしもの場合に備えると言う意味では、考えておいたり…大切な誰かと話し合っておいた方が絶対にベターなことだと…私は確信しています。

6月7日に出演させていただいた「ABEMA Prime」(通称アベプラ)の放送内容の一部はYouTubeでご覧いただくことができます(アベプラのアーカイブでは全てご視聴いただけます!)。おかげさまでYouTubeではすでに16万回ほど視聴されていますが…アベプラのアーカイブも11.9万視聴と、ここ半年ほどではダントツに視聴回数が多く、非常に多くの皆さまに現実を知っていただくキッカケになっているのではないかと期待していますし…実際に多くのリアクションを頂戴しているところです。

下の記事でも、とても良い感じにまとめてくださっていますので…是非、ご一読ください。

「僕の娘は、もう悩むことすらできない。考え続けるのが使命だと思っている」急逝した5歳の娘の臓器移植を決断、今も苦悩する市議会議員

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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