何を守っていくべきか?美作国一宮、中山神社の惣神殿保存修理現場を見学!宮大工の神業に驚愕。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

本日の津山市は終日雨降り。あいにくの天候ではありましたが…津山市の指定重要文化財である美作国一宮、中山神社の惣神殿保存修理現場の見学に行ってきました。アイキャッチ画像に写っている本殿は国指定重要文化財

惣神殿には山陽新聞さんの記事によりますと”かつて周辺にあった多くの社やほこらの祭神が合祀されている”とのことで、1742年に建てられて以来、大規模修繕を行なった記録は残っていないこともあり生じている経年劣化に加え、度重なる台風などで屋根をはじめとした各部には傷みが見られます。

2020年6月11日付、山陽新聞紙面より引用。

これらを修繕するため、津山市としても工事費総額の2分の1を補助する予定で進められている工事の様子を一般公開してくださったもので、次々に見学希望者が訪れていました。

同じ時間帯に回っていた中には高校生の頃にお世話になりまくった方がおられたり、帰り際には友人のお母さんに偶然お会いするなど、見知った顔もチラホラ。マスク越しでも「あら三浦くん!」と、気づいていただけるのは有難い限りですので、アタクシを見かけましたら…どなたさまもどうぞお気軽にお声がけください。

頭と眉毛のせいおかげかもしれませんが…。

比較的年配の方々が多かったものの、若い層の見学者もおられ、皆さまが関心を持っておられることが感じられました。見るもの全てが新鮮な驚きを感じさせるもので、めったに見られない貴重な経験を市民の方を中心とした数十人の皆さまと共有させていただいた時間でした。中でも宮大工の方の神業には一同驚愕。

修練は不可能を可能にしますね!

ところで美作国とは、地元に住んでいるともう当たり前になっていますが…”みまさかのくに”と読みまして、私がずっとSNSのヘッダー画像として使い続けている画像でも表現している岡山県北エリアのことで、現在の津山・真庭・美作の3市、鏡野・久米南・勝央・奈義・美咲の5町、新庄・西粟倉の2村の10自治体に相当する地域を指します。

10の市町村で一つの”国”を形成していた当地においても、日本中の他の多くの地域と同じように少子高齢化・人口減少が進み続けているわけで…長年にわたり地域の歴史と共にあった建造物や伝統、文化…有形無形の財産の数々が存続の危機にあるわけです。こうした現実に立ち向かっていくため、今まで以上に広域での自治体間連携が重要であると訴え続けてきています。

それこそ宗教や哲学の考え方と言いますか…超絶に長期的な視点に立てば、万物は流転するもので、全ては時代と共にやがては忘れ去られてしまうものかもしれませんが…有限な時間を生きている私たちにとって、実はそれは言うほど簡単なことではありませんよね。

何を守るべきか?

今、私たちは守るべきものを守っていくためにこそ、変えていかねばならないことが沢山あると思っています。

考え、優先順位を付けて決定、実行していかねばなりません。それが政治の役割なのです。

ところで見学会の後は、それこそ美作国としての連携を深めていくため…津山市を飛び出して、某隣接自治体を訪れ…極秘裏(?)に進行中の計画について相談を進めましたので、お楽しみに!

今日は朝から、あるご夫婦のご厚情に触れる機会をいただいたり、有難い一日でした。正直、なかなか笑ってばかりはいられないのが人生ではありますが…できれば明日も、笑顔でいられるような一日にしたいものですね。

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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