12月定例会委員会審査スタート!空気を読まない猛者揃い(?)の総務文教委員会は17時過ぎに終了。

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

本日は津山市議会の常任委員会による委員会審査の日でした。私自身が所属する総務文教委員会と、前任期の4年間はずっと所属させていただいていた厚生委員会の2つの委員会が開かれ、今回の12月定例会に上程されている議案について、それぞれの所管する事務に関して付託された案件に関しての審査が行われました。明日の火曜日には産業委員会建設水道委員会が同様に開かれる予定です。

委員会名 総務文教委員会
定数 7人
委員長 金田稔久
副委員長 河村美典
委員
(50音順)
末永弘之
寺坂典子
中島完一
広谷桂子
三浦ひらく
所管事務 企画財政部、総務部、税務部、地域振興部、出納室、教育委員会、選挙管理委員会、公平委員会及び監査委員の所管に属する事項、他の常任委員会の所管に属さない事項

 

委員会名 厚生委員会
定数 6人
委員長 髙橋寿治
副委員長 ほかぞの千晶
委員
(50音順)
秋久憲司
勝浦正樹
近藤吉一郎
田口浩二
所管事務 環境福祉部、こども保健部の所管に属する事項

 

委員会名 産業委員会
定数 6人
委員長 森岡和雄
副委員長 政岡大介
委員
(50音順)
上山はるうみ
白石まこと
松本義隆
丸尾 勝
所管事務 産業経済部、観光文化部、農林部及び農業委員会の所管に属する事項

 

委員会名 建設水道委員会
定数 6人
委員長 岡田康弘
副委員長 政岡哲弘
委員
(50音順)
河本英敏
津本辰己
原 行則
吉田耕造
所管事務 都市建設部及び水道局の所管に属する事項

津山市議会議員は現在25名いますが…全ての議員がそれぞれいずれかの常任委員会に所属することになっています。

総務文教委員会だけが7名定員で、あとの3つの委員会は6名定員です。それには他の委員会の所管事務に該当しない事務は全て総務の所管になるという理由(つまり総務文教委員会は審査内容が最もボリューミーになるであろうと考えられる委員会であるということ)がありますが、実際には前任期中は総務文教委員会と同日同時刻に開催される厚生委員会の方が長く掛かることも多々ありました。

ただ、今は圧倒的に総務文教委員会の審査が長い感じです!

もちろん審査する議案の量や質、その時々のトピックや議論する内容などによりますので一概には言えませんが…要は、委員会審査の進め方は委員長の差配や姿勢によるところが大きく、所属委員の姿勢によっても議論のあり方やそれに要する時間が変わってくるということです。

現在の総務文教委員会のメンバーは…要は、皆とてもよく喋るってこと!

まぁ、こう書いてしまうとお前が言うなという声が全方位から飛んできそうなので、もちろん私自身もその一員であることは自覚した上で書いていることは明らかにしておきますが…委員会審査は本会議での質問戦では十分に掘り下げられなかった点や、同僚議員の質問などを聞いたことで新たに生じた疑義の確認など…津山市議会においては、本会議よりもさらに詳しい審議を行う場です。

基本的には原稿が存在しないガチンコのやり取りが繰り広げられることからも、ある意味では一般質問などよりエキサイティングな議論の様子を市民の皆さまにもご覧いただけると期待できる委員会での審査は、傍聴こそ可能であるものの…実は事実上、公開されていないと言って良い状態なのです。

本日も当然に、市民の皆さまにとって非常に大切な議論がなされたわけですが…6時間近くにわたって繰り広げられた議論の、その内容を市民の皆さまにご確認いただくのは現状では不可能と言えます。この状況は他の自治体の議員仲間からは「マジで?」「嘘でしょ?」と言われることすらある、極めて恥ずかしいもので…議会として変えていかねばならない議会改革の最初の一歩であると、当ブログにおいても何度も書いてきました。

議会の内でも外でも、とにかく様々なシーンで、現状は市民ニーズに寄り添えていないと主張し続け、変革を訴え続けてきていましたが…大きな変化にようやく繋げられそうです。どんな議論がなされているのか、どの議員どんな発言をしているのか、有権者であり納税者である市民の皆さまに公開されることで、議会の質の向上にも繋がっていくことになると確信しています。

そして、議会のより良い時間の使い方にも直結していくはず。

必要なツッコミは入れないといけませんから、短過ぎるのも考えもの。確認すべき点は確認し、言うべきは言わねばならないとは思いますが…ただ、議論は長ければ良いってものじゃない!

無駄な時間は削らねばなりません。

空気を読まずに…とゆーか、読んだ上で無視することもある私同様(空気を読む?何それ?そんな必要あるまいよ!)的な姿勢の議員や首長もいたりいなかったりすることだと思いますが…それぞれ考えがあっての言動であるはず。

選挙で選ばれた以上、政治家には有権者に対して説明責任があると思っています。

それは首長や国会議員などだけではなく、私たちのような地方議員であっても当然に同じことですから…疑義があった際には、遠慮なさらずお尋ねください!

本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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