未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
本日も津山市内外を飛び回る一日になりました。お忙しい方に時間を割いていただき、非常に心強い話を沢山聞かせていただくなど、色々なところで非常に有意義な時間を過ごさせていただきましたが…最も学びの多かった時間と言えるのは、夜に参加させていただいたリアルとオンラインの併用、いわゆるハイブリッド開催された、ローカル・マニフェスト推進連盟主催の勉強会だったかなと思います。
「議員に必要な法律知識を考えよう！ ～お金の違反に巻き込まれないために～」と題された今回の企画は、議会や政治活動において必要な法律知識を、自治体議員経験者でもある弁護士の先生と共に考えるという趣旨で開かれたものでした。私はオンラインで参加させていただきまして、アイキャッチ画像は最後の記念撮影時の一枚です。
東京・江東区長選挙に際しての買収事例や、お隣の広島県で起きた河合夫妻による選挙違反事件など…枚挙にいとまがないレベルで繰り返されるお金の問題。裏金、キックバックなどの言葉が踊る、いわゆる政治とカネの問題についても自民党の政治資金問題を中心に報道が続いているところです。正直言って、こうした大きな選挙の際の、いわば「巻き込まれる」 かたちで買収事件などに地方議員が関係していって政治生命を絶たれるケースは、自分自身がしっかりと取り組んでいれば、対岸の火事のようなものだよなという思いも、無所属イロモノ議員として何のしがらみもなく活動させていただいている私の中にはないわけではありません。
ただそれでも、私のようなイナカマチの市議会議員であろうとも、こうした問題とは必ずしも無縁ではいられないのが実際のところではあるのです。
「知らなかった」では済まされないからです。
そもそも住民の皆さまの代表として議場に立たせていただき、政治に取り組もうという人間の脇が甘く、しっかりとしていないようでは…大切な一票を投じて負託するに足りないと、少なくとも私は思うところです。本日の勉強会でも、かつて東京・国分寺市議会議員を務められ、衆参両院において政策秘書を務められた経験もある、三葛敦志弁護士による講話の中で”新人だからというお目こぼしなどなく、当初からプロとして扱われる”のだと伺いました。
逆に、今まで大丈夫だったから…ということで違反が常態化していて、ベテランが線を踏み越えていることもあるのです。
私も議員として活動させていただく中…そうした立場に就かせていただく以前から今まで、とてもここには書けないような話も含めて、様々な困難に向き合ってきたのが現実です。実際、弁護士の友人・知人には何度も助けられてきました。
お金の問題に限らず、餅は餅屋です。
私自身にいただく相談の中でも、明らかに市議会議員の付け焼き刃の法律知識でどうにかできる問題ではないと感じた場合など…弁護士の先生への相談をオススメさせていただいた案件は、実は一つや二つではありません。当然ながら自分にできる限りのサポートは行なっていきますが、背伸びし過ぎることが本当にご相談くださった方のためになるのか否か、しっかりと見極めて判断しなくてはならないこともまた、当たり前の話です。
質疑応答の時間もたっぷり設けてくださっていたおかげで、極めてローカルな…津山市の現状に基づいた、私自身の話を含めた具体的な質問などもさせていただけました。その場でまっすぐ真摯にわかりやすく的確に答えてくださる姿勢、そして断言するには少し微妙だなと思われた点は持ち帰っての宿題にと言い切られる姿勢…全てが、議員としてもお手本になるスタンスでした。
三葛先生をはじめ関係各位、有難うございました！
ちなみに、先日終わったばかりの東京15区での衆議院議員補欠選挙において、様々なメディアで物議を醸していた「選挙妨害行為」についてまとめられた以下の記事の中に、三葛先生のお名前が何度も登場しています。よろしければチェックしてみてください。本件についても様々なご意見等を私の方にもいただいていましたが、それこそ餅は餅屋ってことでブログ等での発信は控えておりました。ただ、記事の最後の2行には心から同意するものです。
乙武洋匡氏陣営への「選挙妨害行為」が物議…公職選挙法で“暴力”を取り締まれない背景とは【弁護士解説】
それでは…本日はこんなところで。また明日！
