飛び石でガラス破損。もしもに備え保険に入ってる?例えば防災施策も同じゃない?備えてないとどうなる?

未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。

飛び石って知ってる?

先日、車の運転中に「カン!」というイヤな音が車内に鳴り響く瞬間がありました。そしてその瞬間、フロントガラスに今までなかった線が走ったのです。

経験したことがある方もおられると思いますが…いわゆる飛び石とゆーやつです。アイキャッチ画像はその被害を物語る一枚ですが、おわかりいただけますでしょうか。前を走っている車が踏んだ石、タイヤの溝に挟まっていた石などが跳ね上がって飛び、車に当たってしまう現象のことです。ガラスに当たることもあれば、ボディに命中することもあり…まぁ、何にしても運が悪いよねって話です。

まぁほぼ前の車から飛んできたものであることは間違いないと言って良いレベルだろうなとは勝手に思いつつも…正直わかりませんし、犯人が誰であるのか、そもそも石であるか否かもハッキリ言ってわからないわけです。ただ、物凄いスピードで飛んできた何かがフロントガラスに命中し…ヒビが入ってしまったことは間違いないわけです。政治に取り組む姿勢としては、そもそもそうした事態に陥らない、つまり車に乗らないとか、飛び石が起こらないような制度設計を考えるのが私のスタンスではあるのですが…言うまでもなく今回のケースは車の仕組みや道路の性質上、ある意味でやむを得ないことが明白です。

先日もついつい少し書きましたが、飛び石をゼロにするなんて取り組みを始めるほど私のリソースは余っていないので…今回は原因を分析・改善策を講じることは考えません。さて…この結果を受けてこれからどう対応しましょって話です。

とりあえず、詳しい人や修理工場で尋ねてみましたが…皆さま、即、こう言われました。

「あ〜、こりゃ交換ですね!」

1センチ、2センチくらいの傷やヒビであれば全交換まではしなくても対応可能らしいのですが(それでも放っておいたら走行時の衝撃の積み重ねや、温度差などの気候条件等により状況悪化は必定なので、絶対に修理すべし!)、どう見ても数十センチクラスのヒビが入っていて、どうしようもない上に…そもそも当たりどころもメチャクチャ悪い(ピンポイントでカメラの正面に命中!)ため、交換は必須とのことでした。

こうした際に力を発揮するのが保険!

結果的に私の場合は免責で5万円は支払わねばならないものの…15万円〜20万円程度は掛かるのではないかとの話だったフロントガラス全面交換費用を、一部負担することで済んだのです。

保険はまさに、もしもの際の備えとして入るものですが…最もイメージしやすいもの(…と言うよりは今、私の頭の中に最初に浮かんだテーマ)で言えば例えば防災施策など、津山市をはじめとした自治体の事業の中にも、もしもの際の備えとして税金が費やされているものが沢山あるわけです。3月議会での質問について先日も少し触れたAED設置費用や、その際に議場で引き合いに出した交通事故対策などについても、同じような趣旨だと言えるでしょう。

もしもの備えの重要性を改めて感じた出来事でした。

無論、今回の事例は極めて個人的な話ではありますが…仮に私の目が超絶良くて、飛び石が自分の車に向けて飛んできていることがわかったとしても、避けようがなかったわけです。もしかしたらこれくらいの被害で済んで幸運だったかもしれませんし、車を運転する方であればどなたであっても事故を起こしてしまう可能性もあるし…全く過失がなくても、事故をもらってしまう可能性もあるわけです。

もしもを考えるというのは、そうした”かもしれない”という仮定をしてみることです。

運転と同じように行政上の業務においても…つまりは私たちの暮らしの中においても、もしもの備えを講じておくことが大切だと言えるでしょう。

そこにどれだけの金額を、どのような根拠のもとで費やし、効果がどの程度あったのか?

もちろん、防災の備えやAEDなどは使う機会がない方がベターだと言えるものかもしれません。そうした対策、もしもの備えに限りある財源をどのように配分していくべきなのか?

そうした話をしているのが、議会です。

だからこそ議会に興味関心を持っていただきたい…その一心で、みずからの車の事故についてすらネタにしてしまうのが私なのです。

う〜ん、議員の鑑…かな?

おかげさまで車も直って、めでたしめでたし。

それでは本日はこんなところで。また明日!

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三浦 ひらく

三浦 ひらく -PROFILE-

世界を暮らしやすく楽しく変えるため、相棒ひらくマと一歩ずつでも現状改善していくために日夜ハゲむ、1978年生まれの岡山県津山市議会議員。選択肢の多い社会を目指し、政治も手段の一つと捉え、地域振興、多様性理解促進、生きづらさ解消、表現の自由を守るための活動、インフルエンザ脳症撲滅、臓器移植意思表示推奨などをライフワークとして活動している。

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