未来拓く、みうらひらくです。
津山市議会議員、三浦ひらくです。
本日は朝9時から会派代表者会議、10時からは津山市文化連盟との懇談会がありました。懇談会は、議長から芸術文化振興議員連盟を津山市でも作ってはどうかとの話があり…その前段階として津山市の芸術文化振興に努めてこられた、各地の文化協会の皆さまの集合体とも言える文化連盟の執行部の皆さまがたの話をまずは伺ってみようという趣旨の会でした。25名の津山市議会議員中、有志議員が15名参加しました。
会の中でも触れましたが、私は自分自身が元々、ミュージシャンと自称しているようなインチキアーティストですし…今でも相棒ひらくマをはじめデザインなども手掛けているわけで、津山市の全議員の中で、最もこの分野に関しては強い思い入れを持って議会質問を繰り返してきている自負があります。事実として、例えば芸術文化とか文化芸術とかのキーワードで会議録を検索いただければわかることですが、少なくとも近年の津山市議会本会議で芸術振興・文化振興のあり方などについての質問を最も精力的に行ってきているのは、間違いなく私だと言えるでしょう。
その上で私見を申し上げておきますと、この取り組みは非常に難しい。
そもそも、芸術とは何ぞやという問題があります。文化などという大仰な言葉になるとそれはなおさらのことだと言えるでしょう。今日の会議の中でも、文化連盟の皆さまの考える文化振興あるいは芸術振興とはどういうものなのか、1時間半近く交わされた意見交換の中ではそれを芸術や文化と呼んでしまって良いものなのかどうか疑問に感じるような点も出てきていました。
それゆえ…会の最後の最後に、参加くださっていた文化連盟側の全ての皆さまに対し、文化連盟に加盟していない、個別に活動している文化芸術を志している方々へのサポートのあり方をどう思うのか…つまりは自分たち以外の文化芸術に関わる方々、創作活動などに取り組んでいる皆さまへの支援のあり方についてはどう思われるのかという問いを投げかけさせていただきました。
この種の取り組みに関して、公金を費やして、個々の趣味の延長線上にある取り組みを金銭的に支援するということであれば…津山市の厳しい財政状況に鑑みても賛同できるわけでないのは明白です。最近は議連としての活動はほとんど休止中と言って良い状況ですが、公演中止や延期、無観客開催など、文化振興・芸術振興の大きな危機でもあったコロナ禍の中で誕生した全国組織の文化芸術振興自治体議員連盟の立ち上げメンバーとしても、公のリソースを割いて、自治体あるいは議会・議員が文化振興・芸術振興にどのように関わっていくべきなのかというテーマについては、引き続きしっかりと考えた上で、その時点での最適解を着地点として示すことができるように努めていきます。
そしてこの会が終わった後には…自分の中では津山市周辺エリアの中で圧倒的にこの分野、芸術文化振興に明るい議員であると断言できる鏡野町議会の現在の副議長、飯綱洋平議員が館長を務めてくださっている、津山市の自慢の一つ、PORT ART&DESIGN TSUYAMAに、3ヶ月ぶりくらいに伺いました。前回訪問時の展示も最高でしたが、今回の展示も非常に良かったです。
会派ツヤマノチカラの仲間である白石まこと議員が、まだ行ったことがない&飯綱議員とも話したことがないとのことだったので…二人を繋ぐことも目的の一つとして伺いました。私たちが訪れた後には、我が津山市議会の副議長であり、同じく会派ツヤマノチカラの仲間でもある田口浩二議員も訪問されたと聞いています。
午前中の経緯もあり、本当は当地の文化振興・芸術振興についての話をスペシャリストと、公人&私人の立場双方から改めて色々と意見交換したかったところでしたが…それはまた改めて時間を作ることにして、今回は展示を楽しませていただくこと、白石議員と飯綱館長を引き合わせることを主眼に、楽しく充実したひとときを過ごさせていただきました。
現在開催中、三桝明子さんによる彫刻展”もの−かたり”は9月1日までですのでお見逃しなく!
そろそろ入場料を取っても良いんじゃないかとは永遠に言い続けていますが…何と、入場無料で楽しむことができるのがこの場所の凄いところですよね、本当に…。
せっかくなので少しだけ、展示の様子(?)を紹介させていただこうかしら。
あ、最後の2枚はアレですよ…他にはどなたもおいででなくて、貸切状態だったので、館長の目を盗んで…じゃなかった、館長のご許可を得て、特別に寝転ばせていただいて撮影させていただいた写真ですのでね!
展示物に手を触れないのは当然ですが、展示物の傍に寝転ばないようにしましょう!
せっかくなので集合写真を撮ろうという話になり、撮影したのがアイキャッチ画像ですが…連続写真の中で最も良い感じだった一枚を採用しています。
ネタバラシしとこう。
そんな一日の最後の予定は、マニフェスト大賞の実行委員会でした。
日本中の議員とのオンラインでの意見交換でしたが、非常に具体的かつ建設的で、その上さらに効果的だと見込まれる意見が続出する素晴らしく有意義な時間になりました。今年は11月15日に大賞(グランプリ)が発表されるマニフェスト大賞…今回は3,012件のご応募を賜りました。初めての試みとして実施するインターネット投票特別賞のあり方についてなど、様々な議論が交わされました。
進化し続ける日本一の政策コンテストのこれから先の展開にも、ご注目ください!
本日はこんなところで。また明日!